岐阜市内は縦横にアーケードが続くのです。そこには非常に由緒ありげな建物がアーケードに面しており、現在は店内で商売を行なっているふうではないのですが、入り口をシャッターで閉めることなく、せいぜいアルミ製の雨戸で入り口をガードするものの、店の正面は建物の呼吸をすることができるよう開口が保たれ、その前にある自動販売機も、建物と隔絶をすることなく、古い建物と見事に融和し、それらの自動販売機が撤去されることにより、またこの素敵な店舗がふたたび大きな息をふきかえす、それまでのつなぎを建物と自動販売機の調和により将来に向かっているふうな、そんな光景が目に入ります。
素敵だな。