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キトキト。
さきに津南観光物産館に置かれた自動販売機を見た際に、「元気発信。にいがた」という、キリンの新潟支社のコピーを発見して感動したところですが、富山県のコピーは何かというと、「キトキト。」のひと言なのであります。こりゃ、シンプルで、他都道府県の人にはなんだかわからないのですが、富山県の人にとってはとっても身近でなじみのある言葉。地域限定キャッチフレーズにはこういうのが効果的なのではないかと感心をしたのです。

そう思って昔のニュースを確認すると、9月6日のNIKKEI NETに「富山県、県庁の自販機に地元特産原料の茶飲料3種類」という記事がありました。以下引用しますと、

『富山県は5日、地元特産の農産物を原料にした3種類の茶飲料を取り扱う自動販売機2台を県庁内に9日から設置すると発表した。茶飲料を製造する地場企業を振興するとともに、自販機に県の観光振興のシンボルマークを描き、観光PRにもつなげる。県とキリンビールが協定を結んでいる「とやま・キリン キトキトプロジェクト」の一環。
3種類の地元産飲料は、氷見市農業協同組合が特産のハトムギを原料に作っている「氷見はとむぎ茶」(1本350ミリリットル、120 円)や、広貫堂メディフーズ(富山市)が販売する八尾町の自然栽培した桑葉を使った「越中八尾おわら桑摘み茶」(1本500ミリリットル、150円)、朝日町の「バタバタ茶」(1本190ミリリットル、120円)。
自販機は災害時でも非常電源による製品提供ができる災害救援自動販売機とセットで配置する。』


同様の例は青森県で大々的に実施されていますが、さすがに富山県はたいしたものであります。水が美味しいのはお酒で実証ずみ。はとむぎ茶も桑摘み茶もバタバタ茶もきっと美味しいことでしょう。(写真はキリンのHPから。)
実はわたくし長野県に対してずっと同様の提案をし続けているのですが、なぜか実現しないのだなぁ。お酒も水も美味しいのに残念なことであります。
東京駅の自動販売機でさえ安曇野の水を販売していたというのにね。

ただし、自動販売機業者との連携は、必要最小限とすることが肝要な話しは次回以降。
by epole | 2009-03-20 22:17 | 役所の自動販売機


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