長野市のセントラルスクエアは、かつて長野オリンピックの際、表彰式会場となって、わたくしも大変な人ごみのなかで、選手たちの表彰の場を目撃したものでした。
そのセントラルスクエアはオリンピックが終わるとともにただのつまらない駐車場となり、奥には長野オリンピックのマークだけが名残りを留めるというさみしい状況が続いています。
確かに中心部に駐車場があるとよいのはわかりますが、このような記念すべき場所がつまらない目的に使われるのを見ると悲しくなるのであります。
久々にその前を歩いてみると、ここでの場面に思いをはせる人もおらず、ただ無人の自動車と、広場に背を向ける自動販売機があるだけなのでありました。