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岩松院の自動販売機 その2
岩松院の自動販売機 その2_a0003909_23213490.jpgもちろん自動販売機はなくてはならないというものも多く、たとえば駅での切符販売では、とても窓口対応では現在の多くの旅行者への対応はできるものではありません。
その点、日本における自動券売機の発達の歴史はリーズナブルであるし、時代を先見していたものと思います。国外でも、自動販売機が一般化していない地域でも、自動券売機だけは多くの駅で採用をされています。ただし、日本におけるその他の多くの自動販売機は、置かれた結果なのかもしれませんが、そこに多くの理由、必要性を見出せないものが多く、収益を売るための安易な土地利用と考えても、近年の濫置により、設置を決めた地主自体儲かっていないという非常に無駄な土地利用となっているわけなのでありますが、どういうわけか多くの地主はそれに気づいていないか、しょうがないとあきらめているようです。

さて小布施の岩松院の自動券売機に戻りますと、そこには左に1号、右に2号の2台が設置され、大勢の参拝者が一度に押し寄せても対応ができるようです。
よくタッチパネルを見ますと、うえのほうに「団体20名~」とか「団体40名~」とかあって、「団体60名~」なんてのもある。するってぇと、多分この券売機では、80人の団体に、24000円で80枚の拝観券を売る能力が備わっているのだが、この寺自体に一度に80人参拝者が来たとき対応しきれるのかどうかがとても心配になったのでした。

岩松院の鳳凰図は、以前は横になってみたものでしたが、今は長いいすがたくさんあって、腰掛けてみるようになっていました。
by epole | 2008-12-01 23:21 | 自販機による販売戦略


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