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自由が丘の顔認証年齢識別装置付きたばこ自動販売機
自由が丘の顔認証年齢識別装置付きたばこ自動販売機_a0003909_20534883.jpg今回東京に電車で出かけた3人の中で、スモーカーでないのは私だけだったのですが、JR東日本が全車禁煙であるため、発がん性物質を含む、特に喫煙者の周囲の人々に被害をもたらす煙に悩まされることはありませんでした。これがJR東海の特急しなのともなりますと、禁煙席であるにもかかわらず、乗った瞬間から車両にしみついたヤニ臭さが全身を覆い、座席にはどんなに拭いてもとれないヤニがねっとりとして、服に髪の毛に皮膚にたばこ臭がしみついてとれない、さらにそうとうに薄めたたばこの煙が空調で車両を巡回し、いやおうなしに乗客の肺に吸い込まれるという被害をこうむるわけで、東京―長野間がJR東日本でよかったと思わずにはいられません。

さて、毎日新聞によりますと、厚生労働省の研究班は、たばこの価格を千円に設定した場合、喫煙者の96%は禁煙を試みるものの、多くの者は失敗し、以後高いたばこ代を支払うはめになり、結果的には以後10年間に九兆円の税収増が見込まれるとの予測を公表しました。
喫煙者は完全に舐められたわけですが、では、どうすれば見返すことができるのか。意地でも吸い続けて税収増に貢献するか、禁煙を全うするか。どちらにせよ、なめられ続けることなのだな。


このようなときに私が期待するのは「第2のタバコ」で、かつてビール会社が発泡酒という新しいカテゴリーを開発したように、品質を変えて高税率を回避するような商品の開発を待ちたいところであります。
しかしながら、値上がりで利益を上げるのは国も寡占企業たるたばこ会社も同様で、棚ぼたの高収益を得るのは間違いありませんから、「第2のタバコ」など開発するわけがありませんなぁ。

さて、東京に行った一行のあとの二人はタスポを所持しておらず、煙草の仕入れに苦慮しているようです。世の中には「顔識別年齢認証装置付きたばこ自動販売機」というものが存在することを教えてあげたところ、知らなかったなどと田舎者のようなことをいう。それで、自動販売機を眺めて回るのですが、東京もなかなかフジタカのたばこ自動販売機に行きあたらない。見つからないとあきらめかけた時、自由が丘の駅近くにそれはありました。
無事に顔認証されて、煙草が買えてよかったね。
by epole | 2008-09-17 20:38 | たばこの自販機


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