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ハイジの村の自動販売機
ハイジの村の自動販売機_a0003909_641523.jpg山梨県北杜市にある「ハイジの村」は、正式には「山梨県立フラワーセンターハイジの村」というらしい。

中央自動車道須玉ICを降りてすぐのこの施設は、名前のとおり「アルプスの少女ハイジ」の世界で、6月も下旬となり、バラの盛りが過ぎた6月の下旬でもそれなりに楽しめるのでありました。でも、6月上旬にここを訪れたら、さぞやすばらしいに違いありません。

さて、遊園地と違い、テーマパークは人と人との関係を大切にすることから、自動販売機が置かれないことがあるのですが、ハイジの村には一台だけ自動販売機が置かれていました。
それはバラの温室の入り口にあるビンのコカ・コーラの自動販売機。

アンティークな意匠のコカ・コーラの自動販売機が、赤いコカ・コーラのベンチとともに置かれていて、ここだけはハイジではなくてコカ・コーラの世界。コカ・コーラといえば新世界「アメリカ」を代表するもので、本来アルプスの少女とは関係のないものなのですが、このように置かれているとあまり違和感がない。わたくしたちが思い浮かべる「アルプスの少女ハイジ」の世界は、ビンのコカ・コーラを飲み干していた時代に重なるからなのだろうか。それには原作の舞台などは関係がないのだな。

この自動販売機では、ビンのコカ・コーラのみが150円で売られている。形はアンティークだが、ビンは下の穴からすべり出るもので、昔よく使った、ビンを引き出すものではない。でも、この形は以前見た記憶があるなぁ。
例のごとく私が買うのを躊躇していると、一組のカップルが立ち止まり、何の躊躇も泣くお金を入れる。この機械を試そうとするのは女性のほうで、レバーを操作、ビンを取り出し、本体の栓抜きで栓を抜き、飲む。
ビンのコカ・コーラは、とてもおいしそうなんだな。

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by epole | 2008-07-02 06:33 | 自販機の空間


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