人気ブログランキング | 話題のタグを見る
たばこ自動販売機とコンビニ
たばこ自動販売機とコンビニ_a0003909_6555537.jpg長野市から松本市に向かう国道19号線上のコンビニは、安茂里のセブンイレブンを通り過ぎると次は村山のローソン。それを過ぎるともう信州新町のセブンイレブンまで数十キロコンビニはありません。

久々に立ち寄ったローソン篠ノ井村山店ですが、どうも前回と見た感じが違うのでした。それはどうやら店舗にたばこの自動販売機が置かれていないこと。
以前この店舗を確認したところでは、他のローソンと同様に、青いローソンカラーのたばこの自動販売機が入り口脇に置かれていたはず。そう思い出して床を眺めると、自動販売機を固定したアンカーボルトの跡が残っています。どうやら自動販売機は撤去されたらしい。
タスポの導入は、コンビニ業界に特需をもたらしているのは今更言うまでもないことで、どのコンビニでもたばこを陳列の前面に出して、対面販売に力をいれている。そのようななかで、多くの喫煙者がタスポを所持していない中で、タスポを必須とするたばこの自動販売機などあっても無駄でしかない。そのような無駄を認めるほどコンビニ経営は甘くなく、早暁撤去されるだろうと思っていたのですが、ついにそうなったのか!
そう思ってレジの方にお聞きすると、しばらく前に自動車がぶつかって壊れたため撤去したとのこと。タスポは直接の撤去の原因ではありませんでしたが、遠因であることは間違いないと思ったところです。

コンビニにおける自動販売機の設置について以前調査したところでは、セブンイレブンでは一切の自動販売機の設置を認めず、ローソン、サークルKはたばこの自動販売機を統一的に設置、デーリーストアは野放しという状況でありました。
そもそも24時間営業しているコンビニの店頭に中でも販売している商品を自動販売機で売るのは無駄なこと。特にたばこの自動販売機の需要が激減してくるなかで、ローソン、サークルKでも、今後自動販売機は撤去されていくことでしょう。

さて、毎日JPが6月16日付けで伝えるところでは、埼玉県は、二酸化炭素(CO2)排出削減のため、コンビニエンスストアやスーパーなどに深夜営業の自粛を要請する方針を固め、年度内にまとめる地球温暖化対策地域推進計画(改訂版)に盛り込むとのこと。
同様の自粛要請は「都道府県では例がない」との県の話を伝えているが、実は長野県の同計画ではだいぶ前からコンビニの24時間営業自粛を求めている。長野県、埼玉県ともに言われているのが夜型のライフスタイルの変革。

たしかに私たちは、深夜でもなにがしかの店舗が営業しているライフスタイルに慣れてしまった。しかしながら、それは「夜型」というひとことで片付けられるものではない。日が暮れると店を閉めるのか。夜が明けると店を明けるのか。誰がそれを決めていくというのか。

そのような論議をえらい人たちがやっている一方で、業界では着々と地球温暖化防止対策を進める。ローソンでは照明に、消費電力が従来の約半分のLEDを採用していくことを決定したとのこと。
行政がああでもないこうでもないと、人の行動に注文をつけている一方で、業界では着実に行動を起こしているのだな。
by epole | 2008-06-17 06:56 | たばこの自販機


<< 市岡元町の牛乳自動販売機 「カードなしでかえる」自動販売機 >>