人気ブログランキング | 話題のタグを見る
小布施駅の構内に響く異音
長野電鉄小布施駅。電車が来るまであと4分近くもあるので、なんとなく構内に入るのがもったいなく感じるのですが、たまにはホームの椅子に腰かけて電車をのんびりと待つのもよかろう。
そう思って無人の改札をこえると聞こえる異音。それは構内に響き渡っているのであります。

こういうときは、一般には君子危うきに近づかずが正解なのですが、あと4分で長野駅行きの電車も入ってくる。周囲を見ると、電車がついたとき降車客の切符だけを確認する駅員さんも、それほどの危機感がなく落ち着いている。まさかそこにこのイオンが聞こえていないはずはないから、とりあえず差し迫った危険はなさそうだ。
そう思ってホームを見やると、まだ4分も前だというのに気の早い乗車客が数人電車を待っている。
その状況の中でイオンの発生源を目と耳の協力のもとに検索すると、どうやら、あのカップ式の自動販売機がそのようなのであります。

多少の危険があったとしても、それが自動販売機だとすれば、行かねばならぬ。その使命感により、まだ4分も前だというのにわたくしはホームに向かったのであります。

(下手に近づいては危険である。私の脳裏を、数日前に銀座で発生した自動販売機火災の映像がよぎるのであります。あれは確かキリンの飲料自動販売機で火元はタバコ。自動販売機の裏にたまったゴミにたばこの火が燃え移り、やがて自動販売機に延焼したのでありました。)



これ以上近づいては危険と距離をとり、持ち合わせたカメラで状況を撮影。とそのうちに電車がやってきて、そのとき自動販売機のことなど忘れて乗り込んだのでありました。いろいろいうけど、それほど熱心ではないのだな。
by epole | 2008-04-19 09:19 | 自販機の空間


<< タスポがなければたばこ自販機で... 自販機でNPO支援 >>