人気ブログランキング | 話題のタグを見る
朝日村の自動販売機6
朝日村の自動販売機6_a0003909_211422.jpg朝日村の方が、役場敷地に置かれた自動販売機の写真を送ってくださいました。
写真を見る限りでは、自動販売機特有の広告も抑えられているようです。
缶飲料は100円、ペットボトル飲料は130円です。通常の自動販売機と比べて20円ほど安く単価設定がされています。
通常広告スペースとなっているところには、この自動販売機の収益金の一部が、緑を育てたり森林ボランティアに支援する「緑の募金」に寄付される旨が記されています。
傍らにはペットボトル再生材100%使用の空き容器入れがきちんと置かれています。
安くてきれいでしかも買い物をすることで寄付もでき、寄付は村に還元される。いいことだらけの自動販売機です。
ただし、この自動販売機が置かれたことにより、役場の人はもちろん、近所の人もこの自動販売機を利用し、地元のお店に行く機会はずいぶん減ることでしょう。商店の売上は減り存続が困難になる。そして収益は都市部へ。
「角をためて牛を殺す」そんなことわざが思い起こされます。
by epole | 2004-03-11 21:15 | 朝日村の自動販売機


<< 統計からみる自動販売機と地域経済1 朝日村の自動販売機5 >>