よしもと自販機劇場にグリコの自動販売機を思う
昭和初期の自動販売機に「映画つきグリコ自動販売機」(1931年)がある。
これは「10銭玉を入れると、映画のシーンが音楽つきで小型スクリーンに写し出され、終わると栄養菓子グリコとおつりの2銭が出てくるというもの」(江崎グリコHP)で、大阪用と東京用に計100台注文され、「ほとんどが東京市内の百貨店、公園、地下鉄の駅などに設置された」(鷲巣力著「自動販売機の文化史」)とのことです。

さて、吉本興業と自動販売機オペレーター会社のアペックスとは提携し、“笑いの自販機”を売り出すこととしたそうです。
この自動販売機は「よしもと自販機劇場」と名づけられた、19インチの液晶ビジョンを搭載した紙コップ式の飲料自販機で、商品調理中に10~30秒の吉本興業のタレントのネタコンテンツを放映するもの。商品毎に異なる調理時間に応じて、ネタコンテンツを1杯当たり1~4本ランダムに放映されるそうで、出演タレントは村上ショージさん他13組(出演者は定期的に更新)で、全95本のコンテンツがあるそうです。

この自販機劇場は今週末(2007年12月9日)までに、全国の高速道路SA、PAに93台設置され、反響が大きければ各地で増設も予定しているとのことで、目にふれる機会も多くなると思います。

自動販売機を利用する理由に「手軽で早い」というのがあるけど、この自動販売機はなるべく時間がかかるほうが楽しめるね。
それにしても、今のように液晶がないなかで、同じようなアイデアとサービスが昭和初期に提供されていたというのは大変なことだったと思う。

そういえば、吉本もグリコも大阪なのだなぁ。
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by epole | 2007-12-07 05:55 | これからの自販機


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