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おしくらまんじゅう支援自動販売機
佐賀新聞が4月3日付けで、佐賀県武雄市とコカ・コーラウエストジャパンが自動販売機の売り上げの一部を観光振興に充てる「観光支援」自販機を4月2日に市民病院や武雄競輪場など市の関連施設7カ所に設置した旨を伝えています。

これは、売り上げの一部を町おこしイベント「全国美味暮(おしくら)まんじゅう大会」の運営資金に充てるもので、観光支援を目的にした自販機の設置は九州で初めて。
自動販売機は、武雄温泉楼門を手がけた建築家辰野金吾にちなみ、辰野が設計した東京駅をモチーフに赤れんが風のデザインを採用しているそうです。

本格的な、行政と自動販売機会社の協同です。記事に掲載されている写真(流鏑馬駐車場)を見ると、レンガの壁のなかに数台の自動販売機が埋め込まれて並んでいるかのようです。

気なるのは「全国美味暮(おしくら)まんじゅう大会」なのだが、『おしくらまんじゅう』にルールを設けて競技化し、武雄で生まれたニュースポーツなのだそうで、美味暮ドットネットというHPを見ると、その姿がすこしわかります。どうやら全国大会はすでに6回行われているようです。
こういうイベントは早い者勝ちなのだなぁ。

おしくらまんじゅう支援自動販売機_a0003909_6235632.jpg武雄市役所のHPでも『「武雄市観光支援自動販売機」設置出発式がありました』として、当日の模様を伝えています。
『出発式では、樋渡啓祐武雄市長のほか、杉原豊喜武雄市議会議長、原田忠継コカ・コーラウエストジャパン代表取締役社長、山内町出身のコカ・コーラウエストジャパン株式会社ラグビー部の小柳泰貴さん、武雄のがばいばあちゃんずなどたくさんの出席がありました。』と書いてあるのだが、
出発式とは、何が出発するのだろうかという疑問はおいておいて、気になるのが『武雄のがばいばあちゃんず』。これもまた武雄市役所のHPによると、武雄市で行われる絶叫大会のアシスタントのようなのであります。

佐賀県武雄市。これはなかなかたいしたところなのだな。
(写真は武雄市役所HPから借用しました。問題があるようでしたらお知らせください。)
by epole | 2007-04-06 06:24 | 自販機による販売戦略


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