人気ブログランキング | 話題のタグを見る
自動販売機を上から眺める
自動販売機を上から眺める_a0003909_6195141.jpg皇太子殿下ご一家がスキーのために長野県に滞在されたのは先月末のことでした。
ご一家は長野駅東口の階段を降りられ、そこから自動車でスキー場に向かわれたわけですが、その階段から下をのぞいたところにも自動販売機があります。

見下ろすと、階段の脇、駅舎の一角に、外を向いて出店する蕎麦屋さん。その入り口の右側に「信州そば」の幟と赤い自動販売機とおおきな空き缶入れ。

自動販売機の配置やらがよくわかる。駅舎の室外機が道のほうにせり出しており、店前は道から少しひっこんでいる。自動販売機はそのスペースを活用した形。

道側の大きな窓の6分の1程度を自動販売機の背面が塞いでいる。窓際に席を取って自動販売機の背面を見ながら信州そばをすすると、歩行者が空き缶を空き缶入れに入れる姿が目の前にあるということか。

それは豊かなのだろうかなんてことはともかく、経営者としては、店先を魅力的にして、店内から見た風景を良くしてお客を呼ぶよりも、自動販売機を置いていくばくかのおこぼれを自動販売機管理会社から頂戴するほうを選択しただけのこと。もしかしたら、自動販売機を置いたのはJRで、お店は自動販売機に関係ないのかもしれない。

皇太子殿下ご一家は、階段の中央をにこやかに通行された。私は端っこをきょろきょろしながら歩く癖がついている。
by epole | 2007-04-05 06:20 | 自販機の空間


<< キヨスク前の自動販売機 日本語大辞典でよむ自動販売機 >>