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大日六商店街の警報装置付き自動販売機設置計画
2月26日付けで神戸新聞が伝えるところによりますと、タッチパネルをたたくとサイレンが鳴り、赤色灯が点灯する仕組みの警報装置のついた自動販売機が開発され、神戸市中央区の大日六商店街等に3月から順次設置されていくとのことです。

警報装置は振動感知器とスピーカーからなり、自販機表面にシールなどで掲示したタッチパネルを強くたたくと、内蔵したセンサーが振動を感知し、サイレンのような電子音が鳴り響き、同時に上部に設置された赤色回転灯が点灯する仕組み。

同様のシステムはPFIジャパンカインドネスリンクが首都圏を中心に展開していますが、今回のものは大日六商店街会長が提案し、近畿コカ・コーラボトリング㈱と㈱シーエスサービスが共同開発したものだそうです。

警報が鳴ってもそれからどうするかがはっきりしなければこのシステムは機能しません。同地区周辺の商店街では、従来から各店にステッカーを張り、子どもがいつでも駆け込めるようにしているそうで、今回の自動販売機で警報が作動した場合も、店主や近くの住民がすぐ現場に駆け付けるとのこと。また、今後は地元の葺合署や神戸市の中央消防署にも設置場所などを伝え協力を要請するとのことです。

開発の一端を担う近畿コカ・コーラボトリング㈱は、大阪府、大阪市、立命館大学などとともに、ユビキタス街角見守りロボットシステム実験に参加した企業であります。
それは非接触型タグを児童に持たせた無線ネットワークを利用したシステムでしたが、今回はその実験の一部を実用化されたものと思われます。

私にしてみれば、自販機サイドにとって、もっとも主要な部分が切り離された運用のような印象である。
しかしながら、全部が一度に実用化される必要もない。
by epole | 2007-02-27 06:37 | 地域貢献型自動販売機


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