『大辞典 S10.8.10初版一刷発行 S49.6.10覆刻版第一刷発行 S49.10.10覆刻版第三刷発行』
「ジドーハンバイキ 自動販賣器:代金を指定の小孔に投入すれば電気回路を形成し、モーターの回轉により金銭に相當する物品を自動的に販賣する装置。この中乗車券販賣器は自動券賣器なる名で呼ばる。」
この辞典によると、ジドーハンバイキは電気的に作動することが必要。商品を選択する行為については触れられていない。単品のみ販売する装置を念頭に置いたものか。そういえば、ジドーハンバイキを「装置」として位置づけ、「機械」としていないのが興味深い。
この辞典では触れられていないが、古い辞書ではautomatを併記しており、vending machineとの表記はない。「機」はmachineの訳であろうが、最近のものである可能性が高い。