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大阪の自販機の足もと
大阪の自販機の足もと_a0003909_6202534.jpg東京新聞埼玉版が8月30日付けで伝えるところによりますと、埼玉県は、大災害時に緊急輸送道路になる県とさいたま市管理の国道、県道計約1,025キロの沿道に設置されたブロック塀や看板、自動販売機の倒壊の危険度を総点検することを明らかにしたそうです。
点検は県土整備事務所職員ら延べ550人が徒歩で行うそうで、今年は9月から11月まで実施。2008年度までに完了とのことです。

埼玉県は平成14年度に独自に自販機の固定状況調査を行うなど、地震に対する備えを着実に進めています。地震発生当初の直接被害を食い止めるこのような地道な取り組みは、優先して行われるべきものと思うのだけれど、他の自治体で進んでおこなわれないのはどうしたわけだろう。
通学時間に地震は起きないと信じているのだろうか。

さて、大阪の自販機の足もとは、見たおおかたは固定されています。ただ、気になるのが「下駄」をはいた足もとが多いことでした。
建物のぐるりには細長い溝が掘られていることが多いのですが、建物からこの溝にまたがって薄型自販機が設置されています。自販機の後ろ足は建物の方に置かれ、前足は溝の中に組まれた「下駄」の上に固定されています。
こんなのを各地で見かけました。

見た感じだけでいけないのだけれど、大地震のとき、こちら側にくしゃんと折れてきそうな感じなんだな。
by epole | 2006-09-01 06:20 | 自販機の足もと


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