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ノンフロン・ヒートポンプシステム搭載飲料自動販売機
3月2日付けで松下電器産業株式会社がニュースリリースしているところによりますと、松下電器産業(株)ホームアプライアンスグループは、消費電力量を大幅に削減した飲料缶ボトル自動販売機を3月中旬より発売するとのことです。
その消費電力は、従来機種(2004年モデル)比64%で、年間消費電力量は950KWh/年。業界No.1の低消費電力なのだそうであります。

自動販売機業界は1991年以降積極的に消費電力低減に努めており、1996年までに缶飲料自販機1台当たりの消費電力量を平均20.4%低減、2001年には16.2%削減、2005年には、缶飲料自販機の消費電力量は2000年比約30%低減する見込みで缶飲料自販機1台当たりの消費電力量は15年間で53.3%低減することとしていました。
今回の松下電器の自動販売機は、この消費電力低減をさらに飛躍的に進めるものであります。

たまたま私の手元にあるコカ・コーラの自販機の資料と比べてみました。

自動販売機1台あたり消費電力量
1991年   4,575KWh/年
2000年   2,195KWh/年
今回の記事   950KWh/年
なんと1991年に比べて、消費電力はわずか20.8%になります。

自動販売機業界をあげての省エネルギーへの取り組みは、他の業界にない、すばらしい成果をあげてきました。そして今回さらに画期的な開発なのであります。

ノンフロン・ヒートポンプシステム搭載飲料自動販売機の詳細については上記ニュースリリースのリンクをご覧ください。
by epole | 2006-03-10 06:01 | これからの自販機


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