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ガシャポン
ガシャポン_a0003909_64141.jpgゲームセンターの入り口やらおもちゃ屋さんの店先などに多く見られる、小さなおもちゃやカードを販売する機械。中からどのような種類のものが出てくるのかわからないというギャンブル性と、むしろお金を入れて、ハンドルを手で回して、商品が出てくるまでの過程を楽しむという点は、お金を入れてもうまくやらないと商品が取れない、クレーン操作を楽しむことがお金をかける主眼であるクレーンゲームに共通するものであり、私の中では、ずっとこれは自販機でなく、ゲームの中に分類されていました。

しかしながら、1月13日付けでバンダイがエポック社を特許侵害で訴えた内容を見ると、業者としては、これらを自動販売機ととらえていることがはっきりするのであります。

バンダイからのニュースリリースによりますと、
バンダイはエポック社のカプセルベンダーマシン及びカードベンダーマシンがバンダイの保有する特許権を侵害するものとして、その製造、販売及び使用の差止並びに損害賠償を求め裁判所に提訴した。
バンダイはカプセルベンダービジネスに1976年に参入し、以来「ガシャポン®」等の名称で親しまれ、市場全体における当社のシェアは約65%(バンダイ調査)。
カードベンダービジネスでは、1988年に「カードダス®」カード自動販売機を業界史上初めて市場に投入して以来、2005年3月までに累計約80億枚のカードを出荷してきた。
これらの市場は、バンダイの革新的なベンダーマシンの開発・投入によって形成・拡大されたものと自負していて、特許は、これらのカプセル及びカードのベンダーマシンに関するものであり、止む無く訴訟提起に踏み切った。
とのこと。

いつもの豊科サティのゲームコーナーにいって眺めてみると、ずらりと並んだのはほとんどがバンダイの機械。
どのような機械にも開発、努力の裏づけがある。でも、私にとっては、中から何が出てくるかわからないようなものは、やはりゲームの延長としか思えないのであります。それは別に悪い解釈でもありませんし。
by epole | 2006-02-01 06:03 | 自販機いろいろ


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