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偽造500円玉はATM・自販機通過
偽造500円:1060枚を確認 官民7組織の連絡会議

500円硬貨の偽造対策を協議する財務省、警察庁、金融庁、日銀など官民7組織の連絡会議が18日開かれた。1月22日以降に見つかった偽造の疑いのある硬貨1万9656枚(郵便局1万9618枚、民間金融機関など38枚)のうち、偽造と確認されたのは1060枚に増えた。2月8日の前回会議で偽造と確認されたと発表したのは115枚だった。
連絡会議では、現金自動受払機(ATM)や自動販売機のメーカーで組織する日本自動販売機工業会が、実際に偽造硬貨を数十枚用いて実施したテストでは、ATMや自販機が偽造硬貨を受け入れてしまうケースがあることが報告された。財務省などの連絡会議は、偽造硬貨の鑑定と「実効性のある対応」を引き続き検討していくという。【川口雅浩】
毎日新聞 2005年2月18日 19時55分

偽造500円玉はATMや自販機の真偽判定装置を通過してしまうようです。現行の硬貨ではもはや偽硬貨対策も尽きた感があります。紙幣のような透かしも磁気印刷も使用できません。
唯一の対策は、コインそのものの素材価格をコインの額面に近づけることにより、贋金作成コストを高めてしまうことでしょう。
ところで、どれだけ出てくるかとも思われた偽500円玉はこのところ発見のニュースが少なくなりました。人間、何を作るにも、きりのよい一定の単位で作るでしょうから、今回の偽造500円玉はちょうど20,000個=10,000,000円分の偽造だったのかもしれません。
by epole | 2005-02-20 20:20 | 自動販売機と犯罪


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