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自動販売機の写真
自動販売機の写真_a0003909_6414029.jpg写真を撮るだけ撮っても、その度に整理しておかなければ撮った意図も忘れ、ハードディスクのクラスタのひとかけらでしかなくなってしまう。この写真をみてそう思ったのであります。

長野市若槻通りの裏。坂道の途中にある酒屋さん。シャッターを閉めた前に酒類自動販売機が1台、たばこの自動販売機は2台、コカ・コーラとサントリーとダイドーの飲料自動販売機が各一台。

手前側は店と道路の間の傾斜が著しく、ダイドーと酒類の自動販売機の手前側には10センチ以上もコンクリート板でかさ上げをした上に足をいっぱいに伸ばしている。コンクリートは一応斜面を滑らないようにとめてあるけれど、ちょっとした地震で動き出すことだろう。自動販売機はふんばるようにすこし後ろに傾いている。私などは、万一のことを考えると、この自動販売機の前を通過することも憚られるのだが、通学中の子供たちや親たちはどう考えているのだろうか。

3台ある飲料自動販売機の中で、サントリーの自動販売機だけはすべての飲料を100円で販売している。コカ・コーラでは数品目を選んで100円。ダイドーは強気か。

たばこ自動販売機2台はいずれもタスポ対応。店はシャッターを閉めているけれど、タスポを持っていればタバコは買える。酒類自動販売機には一応「未成年者の飲酒及び飲酒運転は法律で禁止されています」と書いてあるけれど、未成年者はもちろん運転者もここで酒類を買うことができる。ちなみに自動販売機にはキリンと書いてあるが、12の販売品目のうち3品目はアサヒの酒類飲料である。

そこで、最初に立ち返り、ここでなにを主眼として写真を撮ったのかが思い出せない。しかしながら、写真がなければこれだけのことを書くことができなかったのは確かなんだな。
たかだか1と0の組み合わせがディスクのどこかに紛れているだけなのだろうが。
# by epole | 2008-06-26 06:42 | 自販機の空間
写真で顔認証されるという。。。
6月24日付けでFNNスーパーニュースが『タバコ問題①』として伝えたところでは、

タバコ問題① 成人写真でクリア 顔認証の“欠陥”露呈
どうやら、フジタカの開発した顔認証型たばこ自動販売機では、写真、それも雑誌や新聞の、成人男女の写真でも認証され、タバコが買えてしまうようなのであります。
テレビニュースでは、まず須田キャスターの大写しの写真で実験し認証に成功。その後安藤キャスターが表紙となった5月22日号の「婦人公論」で実験し認証に成功した後、新聞の白黒写真で試すなどやりたい放題なのでありました。
これは、どうも信頼できる機械とは言えないのだな。

このブログで最初にフジタカが「カメラ認証による年齢識別たばこ自動販売機」を開発中である旨を紹介したのは2006年4月のこと。その後2007年2月にオムロンが「成人顔識別システム」を開発し、2007年11月にフジタカが「顔認証型たばこ自動販売機」を開発、販売にいたるのだが、その間、順調すぎたか。
ちなみに私のブログでは、オムロンが「成人顔識別システム」を開発したとされた際、こんなことを書いていました。

『お年寄りのお面をかぶるとどうなのかな。そういえば刑事コロンボにもそういうのがありました。いろんなお面で試してみたいな♪』

今回の「写真で顔認証される」はまさにこの世界。そのまんま、何の解決もされていないものなのだな。これが解決しなければ、フジタカはどうも大きな危機に直面するのだな。
ちなみにコロンボは「影」をヒントにトリックを解いたのだが、フジタカはどうだろうか。


さて、FNNニュースの『タバコ問題②』はたばこ増税論。「1箱1,000円なら税収増える?減る?」として、49.6%の人が賛成であるというFNN世論調査の結果を交えて伝えています。まぁ、喫煙者以外は賛成するだろうな。ちなみにニューヨークではたばこ1箱9.4ドルだそうで、比べてみれば、日本のタバコ税はとても安い部類に入るのだな。

昨今の原料高で、ポッキーなどお菓子業界などは箱の販売価格を上げないで、内容量を減らす対応をしているようだ。たばこも、長さを数ミリ短くするとか、直径を0.2ミリ細くするとかで対応できないかと思ったのだが、税金というものはそれでは対応できなさそうなのだな。


PS.財務省は7月4日付けでこの顔認証方式のたばこ自動販売機を認定した。以上のような状況が克服したということか。
そうでなければ、財務省の認定の制度自体が問題となろう。顔認証自動販売機に対する写真のように。
# by epole | 2008-06-25 05:34 | たばこの自販機
ハートフルベンダー長野県内2号機
長野県飯山市の広報誌「広報 飯山」平成20年6月号では、『自販機で募金?!』と見出しをつけ、飯山市木島の「しなの富士通(株)」の食堂に、長野県では(軽井沢ショッピングセンターに続き、)2台めとなるハートフルベンダーが設置されている旨を伝えています。

記事によりますと、売上に対して3%と、1本の売上について2円の募金がメーカーから長野県共同募金会飯山市支会にあててされるほか、右下の商品選択ボタン2つがそれぞれ100円と10円の募金ボタンとなっていて、お金を入れてボタンを押すと、その額が共同募金にはいるという仕組みなのだそうです。

記事はもちろんこの自動販売機の設置を歓迎する内容で、「白地に赤い羽根が非常に鮮やかでとてもステキな自動販売機でございます」とべた褒めなのだが。

ハートフルベンダーについては、いつも書くのだけれど、自動販売機で手軽に募金できるというのだけれど、募金というものはそういうものなのかな。100円、10円単位でお金が入る箱を置いておけばよいのか。お金と人の気持ちを馬鹿にしてはいないだろうか。
また、大人もそうだが、子供が間違えて募金ボタンを押してしまったらどうなるのだ。小銭だから我慢しろとでもいいたげではないか!

自動販売機による募金行為というものは、どうも眉唾な気がして仕方がないのであります。
# by epole | 2008-06-24 06:29 | 地域貢献型自動販売機
一箱何本で販売するか。
私の理解が足りないのだと思うのだが、たばこの販売において、一箱20本入っていることを前提としたたばこの販売予測、税収予測というのはどうも理解ができないのだな。

私の持つ感覚では、そのような嗜好品の販売単価は300円未満であって100円以上であることが望ましいのであります。

そう考えると、現行で算定対象とされるたばこ一箱1000円というのは、一本あたり50円ということなので、私の感覚でいけば5本入り250円もしくは6本入り300円というのがちょうどよいパッケージとなる。
そのくらいなら、まぁ、買ってもよいかと思わないかな。少なくとも、一箱1000円といわれるよりは購買意欲が増すことだろう。

自動販売機でだって、なかなか一箱1000円は払わないだろう?
# by epole | 2008-06-23 21:02 | たばこの自販機
ピデル
ピデル_a0003909_650492.jpgご案内のとおりタスポカードには強制的に『ピデル』という電子マネーが付いてきているのですが、私の周辺のタスポ所有者に聞いても、ピデルのことを知っている人がいないのであります。彼らは単に自動販売機でたばこを購入するために必要であるからタスポを作っているわけで、そこに『ピデル』などという余計なものがあることさえ認識していない。まえまえから指摘するのだが、この『ピデル』の存在こそが、タスポの最大の問題なのだな。

せっかく電子マネー機能をつけても、ほとんどの人が認識をしていないことは、『ピデル』にとって問題ではないかと思うのは早計で、実はわからないようにこっそりと持たせることが、電子マネーのような場合は肝要で、もしそのような電子マネーを前面に出すと、不必要であることから普及が進まない。タスポはその点、喫煙者は所有せざるを得ないから、気づかないうちにピデルが普及されるという仕組みで、タスポを持つ人は、JTらの戦略にまんまとはまっているのだな。

ところが現実はJTが意図するようにスムースには行かない。今後もタスポは普及しないだろうし、コンビニ等でもたばこ自動販売機の撤去が進むことだろう。
消費者を馬鹿にしている企業の先行きというものはどうなるか。それがよくわかるのだな。

ところで、マツヤ三輪店内のたばこ自動販売機ではピデルの使用ができないらしい。でも、ほとんどの人は、何のことだかわからないのだろうな。
# by epole | 2008-06-23 07:03 | たばこの自販機