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田舎の空き地に3台並んだ自動販売機
a0003909_2375786.jpg北安曇郡松川村の国道147号線脇の空き地に3台並んだ自動販売機。

これは、8月の14日の朝6時40分、前日の縄文の話を田口ランディさんとともに聞いた翌日、木崎湖畔から安曇野市穂高柏原への帰途とおりかかったものであります。
この3台の取り合わせが面白い。
左の自動販売機には上部に「POTETO BOY」と記されている。これは数年前に木曽の開田高原のガソリンスタンドに稼働していない状態で見たことがあるのだが、現役のものに出会ったのは初めてです。下には「ぽてパリくん」とあって、販売商品は「ちょこあ~んぱん」「ラーメン丸チキン」「プリッツサラダ味」「サワークリーム&オニオン」「チップスターうすしお」「ふ~せんの実」の6種。なんだ、ふ~せんの実って?!
真ん中の自動販売機はおなじみキャンディストアの100円商品を中心とした品ぞろえの自動販売機。ほとんどの商品は100円だが、ポカリスエットと十六茶のペットボトルは130円だな。また、UCCコーヒーの1種類は90円で販売されている。なお、ボディに「チョコレート販売中」とあるのにディスプレイにチョコレートがないのはいただけない。
いちばん右もおなじみ健康ベンダーで、健康ドリンク類ばかり販売されている。これは先日エコーバレーに向かう途中の民家のはずれにも置いてあったのだが、わりとひっそりとしたところに置かれることを好むようだ。

さて、それはそれとして、今日は故あって「週刊プレイボーイ」を買い求めたのであります。それこそボーイであったころはなんということはなかったが、この歳になって「週刊プレイボーイ」とは、ただのロリコンおじさんではないか!なんて思いましたよ。今週号の週刊プレイボーイが雑誌自動販売機で売られていたとしたら・・・やっぱり買うのはかっこ悪い。やはり堂々と書店で買うがよいのだな。
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by epole | 2010-08-30 23:08 | 自販機の空間
47型タッチパネル自動販売機
8月11日付けの日本経済新聞には「自販機に47型タッチパネル」という記事が掲載されていました。

JR東日本の子会社のJR東日本ウォータービジネスがオムロン、富士電機リテイルシステムズと共同開発し、10日、品川駅に設置したもので、47型のタッチパネルディスプレイを搭載。今後2年間に500台を設置するとのことです。
ディスプレイには販促映像が流れ、自販機前に客が立つと商品映像に切り替わり、タッチパネルで商品をタッチすると大きく表示され、そののち現金またはカード類で決済するとのことです。

大型画面のタッチパネルディスプレイは、小布施町図書館「まちとしょテラソ」に国立情報学研究所が開発したデジタルアーカイブシステム「Powers of Information」があって何度も触ったところですが、傘の先が当たったり、子供がたたいたりしたら壊れやすくはないかなぁと心配をしたものです。しばらく前の日経パソコンでも、勝谷誠彦さんが、鳩山前総理大臣が退任表明をしたちょっとした拍子に、大画面テレビの画面を壊した旨を書いていました。
しかしながら、今回駅構内で自動販売機として設置されたということは、相当な耐久性を持たせたものでしょう。

なお、大画面ディスプレイを使用することにより、販売者は消費者に対して、より多くの有用な情報を提供することが可能となります。それは原材料など、これまでの自動販売機ではまったく表示されていない大事な情報であります。
また、大画面で表示することにより、弱視の人でも求める商品を検出しやすくなります。これはいいことなのだな。
一方全く視力のない人にはなにがなんだかわからないものになる可能性があります。この場合、画面をふれると画面が切り替わるだけでなく、音声で選択した商品の情報を伝えることが、とても有効な手段となり、これまでにない使いやすい自動販売機となることでしょう。

これから新技術がわれわれにどれだけやさしくなっていくのか。それはとても楽しみなことなのであります。
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by epole | 2010-08-28 23:50 | これからの自販機
安曇野市穂高の古い自動販売機ほか
a0003909_002823.jpg13日の金曜日のお盆の夜7時から、長野県大町市内の木崎湖畔で「縄文夜話」という催しがあり、わたくしも、安曇野市穂高柏原のお墓にご先祖様をお迎えした後、木崎湖に向かって愛車をこぎだしたのであります。

いつも自転車で安曇野市から長野市に向かう場合はいったん広域農道までのぼり、そこから安曇野ちひろ美術館の横からずっと北上し、大町市内のシャッター通りを抜けて木崎湖のさきから大町スキー場、新行、美麻村、オリンピック道路から長野市に入るルートを走行するのですが、たまたまグーグルで木崎湖までの行路を検索したところ、大町市までは高瀬川の左岸(東側)のルートが示されたため、今回はほぼこれに沿って北上することとしました。そして、安曇野市穂高市街の自転車でなければ通れないようなところを選んで走行していった道沿いに見つけたのが不二家コーヒー(レモンスカッシュ)の古い自動販売機。
奥の家屋は新しいのに、道路に面した自動販売機は古く錆びついて動かない。母屋は新しくなっても機械がそのまま残っているのがとても面白いことでした。これからもずっと、この場所で残っていくのでしょうか。
走ったことのない道を走ると、面白いものに出会うものです。

a0003909_19324289.jpgさて、木崎湖畔の目的地について自転車をとめておりますと、田口ランディさんがどうやらJR大糸線の「稲尾」の駅から歩いて到着したのでした。
それから「かえると月と縄文」の話を聞いたり、縄文食を食べたりした後、天井に絵が描いてある部屋でお泊り。翌日5時には起床して、再び自転車で安曇野市に戻ったのでありました。
それにしても、ランディさんはとても素敵だったのだなぁ。
また安曇野市もしくは小布施町にお越しいただけないものかと強く思っているえぽるなのでした。

ツーショットの掲載について了解が得られましたので、堂々アップ。ああ、幸せそうな私。
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by epole | 2010-08-27 00:01 | 廃自販機
「買った買った買った」の自動販売機その2
帰り際、お姉ちゃんの佳苗がひとつだけオネダリをした。同じ年くらいの女の子が手にしていた風船が欲しい、と言い出したのである。見ると、飲み物の自動販売機がずらずらと並んでいる端っこに、風船の自動販売機らしいものがある。
「へー、こんなものがあるのか」
驚きながら近づいてみると、それは確かに風船自動販売機であった。値段はひとつ二百円。色は赤、黄色、青など五色あって、好きなのを選べる。
「私青ね。絶対に青!」
とオネダリ(というか強制だなこれは)されるままに二百円を投入し、青のボタンを押す。機械はみるみる風船を膨らませて、ハイどうぞという感じで、手前の透明ケースの中に出てきた。便利なものである。


わたくしが読んでいるこの本は、
原田宗典著  『買った買った買った』収録『日曜日の風船』(1992年12月15日印刷 1992年12月30日発行)

a0003909_21291796.jpg長野県では先日県知事選挙があり、私も松本市のカタクラモールで選挙広報を行ったのだが、その際の広報グッズが大人に向けては選挙広報ポケットティッシュ、そして子供へは各色の風船でありました。
活動開始前に足踏みポンプで膨らませただけの風船が、子供達にとってはとても素敵なものに見えるようで、多くの子供達が風船を目指して多くの大人を引き連れて集まり、選挙広報活動は大盛況だったのでした。
(そういえば、選挙ポスターの掲示板と自動販売機が写っている写真を撮りながら、アップしていないのを思い出したので、間もなくここに貼り付けることとしよう。)

原田さんが見つけた風船自動販売機が置かれていたのは読売ランドとのことであります。飲料の自動販売機なんぞは大人が買っても子供が買っても結果は同じで、とくだん子供が大人を尊敬するようなものではなく、ただ買ってくれないケチな大人をこどもが軽蔑するだけのものですが、風船の自動販売機を操作し風船を出してくれるお父さんの姿は尊敬の対象となりうるのではないか?いや、結局キカイがすごいのであって、二百円を機械に入れる大人何ぞは当たり前の存在に映ってしまうのかもしれません。

この機械、子供がそのとき喜んで、遊園地の運営者も儲かるし、そのときは得をしたと思うのだが、将来のリピーターにつながらない。飲料の自動販売機も同様で、ただそこにあっただけで、当たり前に金を入れるとモノが出て来るだけの存在であるだけのもの。
心に残るのは人からしてもらう心のこもったサービスで、リピーターはそれを求めるのだ。いくら機械が「ありがとうございました。健康のためすい過ぎに注意しましょう」と言っても、「おおきに」だの「まいどぉ」などと言ったとしても同じことなのだな。
それを心得、いっさいの自動販売機を置かない遊園地がひとつ国内に存在している。
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by epole | 2010-08-24 21:01 | 小説にみる自販機
「健康のため吸いすぎに注意しましょう」の自動販売機
タバコの自動販売機の前に立つ。ずらりと並んだタバコの中からキャスターマイルドボックスタイプを選んで千円札を紙幣投入口へ挿入する。ボタンを押す。「ありがとうございました。健康のため吸いすぎに注意しましょう」突然自動販売機がしゃべったのでぎょっとした。無機質な女の声だ。かえって不愉快になる。しかもありがとうって言ったくせに肝心のたばこが出て来ないのだ。もう一度ぼたんを押す。やはりタバコは出て来ない。釣り銭返却レバーをガチャガチャとひねる。何とつり銭も出て来ない。(なんでよお!)(嘘つき!)タバコのボタンを何度も押す。 (中略)
(自動販売機まで私を馬鹿にするってわけね)(理由も言わずに、ひどいじゃない)私は思いっきり、自販機を蹴り上げてみた。チロと違って相手は機械なんだから手加減なんかするもんか!でも手加減しなかったぶんだけ爪先がしびれて、あまりの痛みにその場にうずくまってしまった。 「イタタタタタタタ」 
ありがとうございました。健康のため吸いすぎに注意しましょう。またあの慇懃無礼な女の声で自動販売機が繰り返す。ざけんじゃねえ。タバコ、出しなさいよ。頭に来たのでガツンと殴ってみた。「ぎゃあっ」ものすごく手が痛かった。(こんな理不尽なこと、納得できないわよ)(私が嫌なら理由を言ってよ)タバコは出て来ない。なんとしてでもタバコを手に入れたかった。お金を払ったんだから、当然の権利だもん。お金を入れたらタバコが出る・・・・・・それって世の中の常識でしょ?ルールでしょ? (中略)
タバコは出て来ない。私は思い切って、自販機を前後に揺すってみた。自販機の中でガタガタっという乾いた音がする。これはきっとタバコが中に引っ掛かっているに違いない。そう思って私はさらに激しく自販機を揺すった。そしたら、なんてことだ。自販機が私のほうに大きく傾いて倒れてきた。いけない、このままじゃ倒れてしまうって思って、必死に元の位置に戻そうと思うんだけど、自販機はものすごく重くって私はじりじりと自販機の重みにつぶされて、ついには自販機の下敷きになってしまったんだ。私は巨大な自販機に押し倒されて、地面にひっくりかえった。倒れたショックでさらに壊れた自販機は「ありがとうございました。健康のため吸いすぎに注意しましょう」という無機質な機械音声を際限なく繰り返し始めた。 (中略)
もがいても、もがいても自販機はびくともしない。 (中略)
どれくらいの時間がたったかな、急に自販機が動いて、私は我にかえった。ふと見ると二人のホームレスが「うんしょ、うんしょ」と倒れた自販機を持ち上げてくれているのだ。「ほれ、さっさと這い出さんかい」一人のホームレスにそう促されて、私はあわてて自販機の下から這いずり出した。私が這い出すと、二人はどしんと自販機を投げ捨てた。そのショックのせいかどうか、自販機の暴力のようなつぶやきは「ありがと・・・・・・」で止んだ。


わたくしが読んでいるこの本は、
田口ランディ著  『健康のため吸いすぎに注意しましょう』(「ミッドナイト・コール」収録 2000年12月21日第1版第1刷発行 2001年1月5日第1版第2刷発行)

自動販売機から機械音がお礼の言葉が流れてくるようになったのはこのころ(20世紀末)からだったか。この音声は普通に作動しているという信頼性が前提にあるのであって、今回のように、商品やおつりが出て来ないような状況では、被害者の心情を逆なでする効果音となってしまう。二度とこんな機械でものを買うものかと思うのであります。そして最後には「暴力」となる。

逆に商品が奥のほうからどかどかと流れるように大量に流れ出てきたり、少額でもよいから余計におつりが出てきて、さらに機械が「ありがとうございました」と間抜けた音声を発するのであれば、「うん、また買いに来るよ」と頭をなでたい心持になるものを。パン屋の1ダースではありませんが、自販機には正確を期すのはもちろんですが、最悪の場合、お客が損をしない、得をするような方向で故障するようにすれば、さらなる顧客の獲得に効果があると思うのでありました。

お金を入れると音声を発する自動販売機といえば、最近ではまったく珍しくなく、一時は前を通りかかると呼び込みまでする自動販売機も登場したのでしたが、さすがに騒がしいやらうっとうしいためか、それらはあまり音を立てなくなりました。商品を買うと音が出る自動販売機としては、大正13年には「映画付きグリコ自動販売機」が東京に設置されていたのでありました。当時から日本の技術というものは大したものだったのだなぁ。この自販機の場合、今回の無機質な感情のこもらない「ありがとう」と違って、映画の提供自体が購入する対象だったから、相当な確実性が求められたことでしょう。

ところで主人公は自販機をゆすっているうちに自販機が倒れ掛かってきて押しつぶされそうになるのでした。
そんなことが果たしてあるのかといいますと、最近では2007年8月22日付けの日刊スポーツに、自販機で圧死した自販機ドロの記事が掲載されていました。
最近ではほとんどの自動販売機はボルト等で地面に固定され倒れにくくなっているのですが、街を歩くといまだに固定されない自動販売機、こちら側に傾いていたり、細いブロックの土台上に固定され強度が不安な自動販売機などに出会うので、近づかないよう注意しなければなりません。

それにしても、心がマイナスのときには、たくさんのマイナスが連鎖するのはどういう訳なのだろうか。
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by epole | 2010-08-24 09:24 | 小説にみる自販機
「買った買った買った」の自動販売機
さて最近、このコードレス電話機と同じようにぼくと相性の悪い機械が一台、身近に現れた。仕事場のあるマンションの向かいに設置された、清涼飲料の自動販売機である。引っ越してきたばかりの頃はそうでもなかったのだが、ここ三カ月ほどはぼくに対して悪意を抱き始めたようなのである。
この自動販売機は、設置された場所がJT(日本たばこ)の関連施設の脇なので、清涼飲料の銘柄もハーフタイムというJTブランドのものばかりである。あまり見かけないような飲み物が揃っているので、物珍しくて一本ずつ飲んでみたところ”白ブドウ100”という微発泡性の炭酸飲料が意外なほど美味しいことを発見した。以来、しょっちゅうこの炭酸飲料を買っているのだが、とにかくトラブルが多い。まず一番最初は、確かに”白ぶどう100”のボタンを押したのに、商品取出口には缶コーヒーが落ちてきた。これはまあご愛嬌として許してやってもいいが、その一週間後くらいに、今度はお釣りの九十円が出てこないという凄惨な事件が勃発した。九十円と言えば、あと二十円足してもう一本購入できる金額である。百三十円足せばもう二本購入できる金額である。そういうふうに考えるとこれは大きい。大きいだけに悔しい。
その後も、記憶しているだけでも三回、お釣りが戻ってこないことがあった。それ以外にも、投入口へ硬貨を入れ損なって自動販売機の下へ転がってしまったことが二回もあったりして、まことに腹立たしい。文句を言おうにも、たいていの場合が夜中だったりするものだから、怒りのハケ口が見つからなくて尚更腹立たしい。これはもう機械と自分との相性が悪いのだと、無理にでも思わないことにはやり切れないではないか。


わたくしが読んでいるこの本は、
原田宗典著  『買った買った買った』収録『複雑な清涼飲料』(1992年12月15日印刷 1992年12月30日発行)

わたくしが”SECOND LIFE”内でイケ面の自動販売機オペレーター”epole Tomorrow”となり、このコミュニティゲームに海外から参加する皆さんに訊ねたところでは、彼らの自動販売機への印象と言えば、「すぐ故障する」というもので、彼らの多くが釣り銭が出てこないという状況を経験していたように思う。原田氏が1990年当時に馴染みのJTの清涼飲料の自動販売機に抱いた印象は、現在の海外の利用者のもつ自動販売機への印象と重なるものがある。

それにしても、立派に仕事をこなす自動販売機よりも、たまに商品を間違えたり、おつりが出てきなかったりする自動販売機がこんなに愛しいのはどうしてなのだろうか。
それは、彼がたまにお釣りを多く返してくれたりするだけではなく、いわゆる”出来の悪い子ほどかわいい”といった気持ちが利用者の意識の下に働くからなのではないか。
自動販売機があまりに正確に確実に作動する機械だとすると、あまりに冷たくて怖い感じが私にはするのだな。
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by epole | 2010-08-24 00:16 | 小説にみる自販機
ようやくエコーバレーの結婚式場に到着
a0003909_23571630.jpgあっという間にお盆を過ぎたというのに、このブログはまだ結婚式場を目指して自転車で走り続けている。いい加減お祝いを言わないと。

さきに久々に出会った伊藤園の飲料自動販売機は、このような辺地に所在するというのに、市街地と同価格で販売されている。ここまで商品を運んだり管理するには相当な経費がかかっていそうものだが。そう思って管理者の表示を見ると、なんと上伊那郡南箕輪村の業者。南箕輪村って、ここから先二つ峠を越えた、茅野市、伊那市(高遠)の向こう側の村である。そうとうな広域を担った管理会社であろうことに驚くのでした。

a0003909_053085.jpgこの自動販売機のさき、やがて右に曲がるとエコーバレースキー場の表示あり。入口付近で目的地を確認して最後の登り。なかなか直線で登るのがしんどく、一部区間は道をいっぱいに使って蛇行して登る。そして、行き着いたペンションの駐車場わきにコカ・コーラの自動販売機。ようやく到着。

a0003909_22423491.jpg結婚式はこのペンション経営のレストラン。やっぱり新婦はとてもきれい。これはとても新郎がうらやましいと思ったところでありました。
でも、わたくしにはランディさんがいるから、といったたわいないお話はまたあとで。

今回のブログはMacBookにBootCampした64bitのWindows7上で動くSafariではじめて書いたのだが、うまく表示されるでしょうか。どきどき。
そう思って確認すると、やはり少し画像処理ソフト(Paint Grafic2)に誤作動がみられる。
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by epole | 2010-08-18 00:07 | 自販機の空間
ドッグデイズの自動販売機
a0003909_16294199.jpg大家駅からエコーバレースキー場へは、駅前からまっすぐ国道152号線を南下。ゆるゆるとした登り道を丸子の街を通り過ぎ旧武石村へ。昔右に曲がって美ヶ原に行った分岐を直進し、セブンイレブン信州長門バイパス店でペットボトルの500mlお茶飲料を購入。ここらへんから徐々に坂道がきつくなる。

2010年7月24日付け読売新聞編集手帳に次のような文章を読む。
『「土用」を英語で「ドッグデイズ」と言い表すことは、以前に和英辞典を引いて知っていた。どうして”犬の日々”なのだろう◆きのう、所用があって東京モノレールの線路沿いに羽田空港の近辺を炎天下、ひと駅ぶんほど歩いた。整備工場らしき建物が並ぶのみで、身を寄せる日陰はなし、のどを潤す店も自動販売機もなし、いつしか舌を出して息をしているわが身を顧みて、英単語の成り立ちを理解した(以下略)』

炎天下をひと駅ぶん歩くのがどの程度辛いのか、人それぞれの尺度があるからなんとも言わないのですが、いつしかどんなところでも暫く歩けば自動販売機に出会うというのが当たり前になっていて、そう、それは諺に言う「犬も歩けば棒に当たる」みたいなものなのだが、編集手帳を書く読売新聞の偉い人にとっても、自動販売機があることが当たり前の日常で、それが久々に、自動販売機のない”非日常”と出会うことが”ドッグデイズ”の成り立ちの理解につながったのだな。

a0003909_1630398.jpg大門と呼ばれる地域を過ぎて国道152号線はさらに傾斜を増すが、バス停わきの自動販売機あたりを最後に自動販売機は見当たらなくなった。大丈夫、いざとなれば道路わきの民家にお願いして水を分けていただこうと思うが、いつの間にか山道を舗装道路ばかりが続く。右に水道貯水施設はあっても水道の蛇口はない。
携帯電話のGPSで位置情報を確認すると、表示範囲の前後5キロ以内に施設はなく、画面にはただ道だけが表示される。これは役に立たないが、いざとなれば沢水がすくってくれるだろうと思うことにする。

ドッグデイズでもここまで犬には一匹にも出会わない。時折自動車やオートバイが向こうからこちらから追い越していく。山道は動力のついた機械に限る。
やがて、ようやく見つけた伊藤園の自動販売機が一台。ここは喫茶店、ではなくて”ドッグラン
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by epole | 2010-08-03 16:30 | 自販機の空間