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岐阜市河原町の町並みと自動販売機3
美しい町並みに美しい自動販売機が残る。

a0003909_2253960.jpgその日本家屋には、正面にあのタバコ屋さんの販売窓口になっていて、そこだけタイルなどでモダンな改造がしてあって、窓口部分はシャッターとなっていて、それだけが物悲しいのですが、そのシャッターの閉まった下には、タバコ販売窓口の下の部分組み込み式のたばこの自動販売機となっているのでした。

これまで見てきた中で、この構造と出会ったのは初めてのことでした。

a0003909_22533295.jpgこの位置にタバコの販売機があるというのを、未成年者が購入しやすいということを言うこともあるだろうし、人がここで商品を購入する場合、かがまなければならないことがいかがかと言う向きもあることだろう。(そういうことをよく言うのは、他でもない私なのだが。)

しかしながら、店の真正面のこの目立つ場所で、こんなに低い位置の販売機を使用してタバコを買う未成年者がいることを想像できないし(なにせ低すぎてそうそう簡単にタバコは変えないだろう)、タバコのような、タバコを嗜まない者に害を与える商品を販売する窓口は、こんな位置にあるのがふさわしいなんて感じる私がいるのでした。

他のどんなたばこ自動販売機も、こんなに素敵に置かれることはないだろう。
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by epole | 2009-10-21 22:53 | 景観と自販機
オペラ座の怪人と自動販売機
a0003909_20241039.jpg劇団四季のオペラ座の怪人は凄いらしい。

というわけで、本年(2009年)8月2日からオペラ座の怪人が上演されている新名古屋ミュージカル劇場に来てしまうのですが、自動販売機の存在に気づくとそちらに目が行ってしまうという哀しい性。
オペラ座の怪人のマスクの向こう側には、明治の飲料自動販売機があるのでした。

ざっと見渡したところ、今年中の座席はほぼ満席で、私が観劇をできるのは、早くて来年の1月となりそうです。3,000円の席でいっしょに見てくれる人はいらっしゃらないだろうか。
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by epole | 2009-10-20 20:25 | 自販機の空間
ワインバーにある高級ワイン自販機
平成21年10月14日付け日本経済新聞「消費の現場」に、『高級ワインも自販機で』と題した記事が掲載されております。

東京銀座のワインバー「GOSS」には高級ワインの自動販売機があり、店で発光するプリペイドカードにより、セットされた24種のワインボトルから欲しいものを欲しい量グラスに注ぎ飲むことができるというものだそうで、同店の客数は前年比2割増なのだそうです。

単にワインの量売りであれば、自動販売機など置かなくても店員さんが量り売りをすればよいだけなのだと思うのですが、それを自動販売機という器械で行うというのがめずらしいのでありましょうか。

記事に紹介されるお客さんの話も、別段に自動販売機だからよいというものでなく、ボトルのデザインで選べるとか選ぶ楽しさとか、人の手による工夫が大事であることを物語っているように思えるのだが。
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by epole | 2009-10-14 23:00 | 自販機ニューズ
岐阜市河原町の町並みと自動販売機2
a0003909_22484975.jpgその美しい町並みを流れるように歩いていきますと、右側に塀に組み込まれた自動販売機が一台、夕暮れの中、ディスプレイが四角く塀に窓を作って光を放出しています。

このような茶色の色合いの自動販売機は小布施町の木下ラジオ店をはじめとして多数設置され始めているのですが、どれも中途半端で、ただ景観に配慮しましたという言い訳のためにその色の塗料を塗られているように感じられるのでした。

a0003909_2259792.jpgそれに対し、この自動販売機はどうだろう。木製の塀の中に組み込まれた自動販売機は、見事に塀にマッチしている。塀の塗料が先に塗られたのか、自動販売機の塗料がそれに合わされたのか。
そう考えてみると、塀、屋根、雨どい、自動販売機のすべてが調和を感じさせる。

このような自動販売機を見たとき、そこに設置した人の心意気を感じる。行政に対する言い訳でなく、単に色度という数値のみを相手にするのではない。
この自動販売機は、そこにあってもかまわない自動販売機ではなく、景観上そこにあることが好ましい自動販売機となっている。

そういえば、岐阜市内の自動販売機の多くが建物に組み込まれて設置されている。そのような素地が町並み保存とあいまって、このような素敵な空間を生み出したのではないだろうか。
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by epole | 2009-10-12 22:59 | 景観と自販機
岐阜市河原町の町並みと自動販売機
a0003909_21333973.jpg長良橋のたもとの鵜飼観覧船発着所のある湊町から少しだけ辻を入りますと、そこは静かな木のぬくもりが両側を続く町並み、河原町です。
この町並みを長良川とは離れる方向に歩きますと、昔ながらの店構えの前に置かれていたのが家屋と同色に近い色合いの自動販売機。

確かに、このロケーションでは、赤や白あるいは青の自動販売機が置かれるのは興ざめで、この焦げ茶色の自動販売機は町並みにとけ込んでいるように見える。

ただし、それは単に色合いだけの話であって、もっと、人の心に訴えかける工夫が欲しいのだな。
これだけでは、ここに自動販売機があってもやむを得ないと思っても、この自動販売機があることがないよりも好ましい状態であるとの評価を得ることは困難なのである。
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by epole | 2009-10-05 21:25 | 自販機の空間