「ほっ」と。キャンペーン
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岩松院の自動券売機 その1
a0003909_0411154.jpg小布施の岩松院といえば、当地が最終の地となった名将、福島正則公の菩提寺。「やせ蛙まけるな一茶これにあり」と小林一茶が詠んだという蛙合戦の池のある名勝。
その本堂には、葛飾北斎の筆によるという21畳の大天井画「八方睨み鳳凰図」があります。江戸末期の筆であり、50年以上を経ているにもかかわらず、なおもその色彩は衰えることがない姿を見るのはとても楽しいのであります。

さて、友遠方より来るあり。突然なった電話に出ると、東京でお世話になった方が、仕事で長野に来ているとのこと。もちろん小布施に来ていただき、私の好きな小布施のあちこちを案内したのであります。
そしていま、久方ぶりの岩松院。たしか拝観券は中で購入したはずなのですが、今回は入り口の会談の両側に見慣れない機械が出現しました。
それは拝観券の自動販売機。そのようなものが、私の大好きなここにも進出してきたのであります。
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by epole | 2008-11-30 00:41 | 自販機による販売戦略
小布施駅前のコカ・コーラの自動販売機の飾りつけ
a0003909_0153887.jpg全国の自動販売機を眺めていますが、信州ほど自動販売機の飾り付けに凝る地域も少ないのではないかと思うのであります。他の都道府県では自動販売機周りをデコレーションする例もあるのですが、信州では機械のガラスの向こう側について、さまざまなアイデアと独創性を持ってデコレーションし、販売促進に役立てるのであります。

さて、これは小布施駅に置かれたコカ・コーラの飲料自動販売機であります。一見シーモであることがわれわれの視線を下へ向かわせますが、この自動販売機はとっくりと眺めると、すばらしいアイデアにあふれたディスプレイなのであります。
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左上と右上には、小布施町を紹介したパンフレットからの地図の抜粋などがはられ、自動販売機を利用する外来者への便宜を図っています。
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また、飲料見本の間あいだに栗や柿が置かれ、ディスプレイに秋らしさを醸しだしています。

そして、私が思わず「あっ!」と叫んだのが、一番上段の缶飲料見本の土台部分。左から右へ「よ」「う」「こ」「そ」「栗」「の」「町」「小」「布」「施」「へ」

a0003909_0164760.jpg「ようこそ栗の町小布施へ」なのであります。見えないようなところにこの心遣い。これをみて、一気にコカ・コーラファンになったのでありました。
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by epole | 2008-11-27 00:14 | 自販機による販売戦略
ソウルの自動販売機
a0003909_6361597.jpg韓国では自動販売機はないことはないものの、日本国内のように、どこにでも自動販売機があふれるような状況ではなく、それは首都ソウルも同様なのだそうです。そんななかで、市内にある自動販売機を手当たり次第に撮って送っていただきました。

今回の写真は2台並んだLotteの飲料自動販売機。「チルサンサイダー」という商品が最も売りたい商品のようです。
左側の自動販売機はペットボトルと缶の自動販売機ですが、右側は缶専用の自動販売機。日本ではコーヒー飲料以外の飲料はほぼペットボトルで提供されていますが、韓国では缶が主流のようです。

同じ商品がペットボトルと缶で提供されているので比較すると、ペットボトルが1,000ウォンで缶が700ウォン。日本では一般的に150円に対し120円だから、韓国のほうが缶についてリーズナブルな気がするけれど、韓国の缶はスリムで(昔の日本の標準缶のようで)、その分安いのだろう。

ペットボトルはあまり少量ではその形状ゆえ割高となる。せいぜい300ml以上なのだろうが、ペットボトルと差別化を図るためには、缶は200mlくらいの容量のものを販売するといいのかもしれない。
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by epole | 2008-11-25 06:36 | 世界の自販機
「時の崖」の自動販売機
そうそう、ねえ、木村さん、ぼくこないだ、おみくじ引いたんですよ。そしたらね、〈棚からぼた餅〉ってのが一枚でたんですよ。ほら、あの、ピーナッツに入っているの、あるでしょ?十円いれて、レバー押すやつ。それでね、ようしと思って、もう一枚ひいたんですよ。こりゃおかしいと思ってね。そしたら、次のやつが、また〈棚からぼた餅〉。ぼく、もう、呆れちゃって。こりゃ変だと思って、もう一枚・・・・・・そしたら、またそうなんだ。本当に、めんくらっちゃったなあ。こんなことって、あるんでしょうか? 

私が読んでいるこの本は「時の崖」(安部公房著 昭和39年3月)

自動販売機の名称はでてこないけれど、これは「おみくじ機」で、それも神社にある赤いやつではなくて、どうやら喫茶店にあった(いまでも長野市のくるまやラーメンにありますが。。。)ラッキークッキーみたいなやつのようだ。10円という価格設定もあり、〈棚からぼた餅〉とのお告げに発奮して、2度3度とお金を使ってしまうのだな。
さて、お告げのあったこともあり、主人公のボクサーは手のけがをおして試合に出場するのだが。。。

あとは本を買って読んでください。(『現代名作集(四)』現代文学大系66(昭和43年6月10日第一刷発行)筑摩書房」に収録)
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by epole | 2008-11-22 12:39 | 小説にみる自販機
「コカ・コーラ」の自動販売機その3
そればかりではない。本書のはじめにもふれたように、その中味を入れるびん、缶、王冠をはじめ、びん詰め機械、クーラー、トラック、ユニホーム、自動販売機、さらには製品をいれる木箱から紙コップに至るまで、コカ・コーラをとりまくいっさいの製品が日本製である。(中略)
いささか殺気立った熱っぽい空気といえば、会場の別室に用意された自動販売機、クーラー、あるいは木箱ケースなど、関連産業のセールスマンが、呉越同舟で売込み製品を陳列している展示会場の雰囲気くらいのものである。(中略)
冷やして飲むことを売り物にするコカ・コーラには、クーラーの存在が重要だ。クーラーのなかでも「ものいわぬセールスマン」といわれる硬貨式自動販売機を例にとろう。コカ・コーラ社が。三十年まえから開発に着手したというこの機械も、いまでは三菱重工、三洋電機、リコー、日立など、国内一流のメーカーによって、世界的にすぐれた製品が開発されている。われわれが、会社や学校、ボーリング場、ドライブイン、ガソリンスタンドで先刻おなじみのものである。(中略)
町をいけばいたるところに、赤字にCoca-Colaと白く染め抜いた独特の書体の看板が目につく。菓子屋、酒屋、レストラン、喫茶店に行けば必ずといっていいほどコカ・コーラの陳列台がおかれている。街頭には、“動く広告”のセールスマンが、トレードマークを背負って走り廻る。一方、ドライブイン、ガソリンスタンド、映画館には自動販売機が、”物いわぬセールスマン”として控えている。

私が読んでいるこの本はまたまた引き続き、「世界の企業物語 コカ・コーラ その資本・戦略・体制」(ダイヤモンド社 昭和43年6月10日初版発行昭和43年7月10日七版発行)

年表を除き189ページのこの書籍で「自動販売機」が用いられた部分は4カ所のみである。当時はむしろ「クーラー」が重視されていた様子がうかがわれる。
それにしても当時は木箱が産業として成り立っていた。リンゴ箱も木製だったし、よい時代だったのだな。
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by epole | 2008-11-20 23:23 | 小説にみる自販機
ルートセールスとコカ・コーラと自動販売機
すでに知られているように、コカ・コーラ商法の最大の特徴は、ひところ流通革命とさわがれた独特の「ルート・セールス方式」だ。一言でいえば代理店や特約店をいっさい使わずに、セールスマンが一定の地域を担当して直接製品を売り込み、同時に空びんを回収してまわるやり方である。都会でも片田舎でも、道を歩けばだれでも一度は必ずといっていいほど出会うはずも赤いトラック。社内的にはルート・カーと呼ばれるおなじみの車が、いってみればコカ・コーラのセールスマンの“城”なのである。
フランチャイズ制とルート・セールスという、日本の流通機構をまったく無視した方法で、コカ・コーラはアッという間に小売店の心をとらえ、日本人の舌とノドをみごとに征服してしまった。

私が読んでいるこの本は引き続き、「世界の企業物語 コカ・コーラ その資本・戦略・体制」(ダイヤモンド社 昭和43年6月10日初版発行昭和43年7月10日七版発行)

コカ・コーラの販売が日本で自由化されたのは、昭和36年の10月のことだったのだな。大正初期にはコカコオラは日本で飲まれた記録があるが、当時の日本人の口に合わなかったためか姿を消し、再上陸したのは終戦直後の昭和20年10月。それからの16年、コークは駐日米軍や在日外人、外国人旅行者のみに販売するよう、国による制限がされていたのだ。

それはそれとして、いまこのルート・セールスの記事を見ると、これは見事に自動販売機の販売展開なのだ。
やがてコカ・コーラは日本国内において自動販売機を展開していくのだが、それはなるべくしてなったものと理解ができるのであります。
しかしながら、この時期、ダイヤモンド社はそのことにまだ気づいてはいない。
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by epole | 2008-11-19 23:39 | 自販機による販売戦略
BOSS COFFEE 自動販売機限定 働く人の腹ごしらえ! キャンペーン
私のメインで利用するメールアドレスはYahoo!JAPANにあるのです。これまで引っ越すたびにプロバイダが変更され、メールアカウントも使用不可となるのですが、どのプロバイダを利用しようとも、当初からまったく変わらずに使用できるのがYahoo!JAPANのそれなのであります。

さて、今日もメールをチェックするためにYahoo!JAPANのフロントページを訪れたところ、右上に出てきたバナーが「BOSS COFFEE 自動販売機限定 働く人の腹ごしらえ! キャンペーン」。
サントリーの自動販売機で対象となる商品を購入すると、
①1缶に1枚「吉野家の丼または定食50円割引シールがついてくる!(北海道エリアの吉野家を除く)
②缶についたシールをめくって当たる!全国共通お食事券2,000円分

最初に私のこころをぐっと引きつけたのは①の吉野家の牛丼50円引きでありました。そういえばBSE騒ぎで吉野家が一時的にせよ販売を中止して以来、牛丼はすき家で食べるものとなっていたのであります。そうだ。吉野家があった。

それでも、いざ吉野家にはいろうという瞬間にこのキャンペーンを思い出した場合、自動販売機がなくて、それなら今度自動販売機でBOSSを買ってから来ようなんて思い、別の店に行ってしまう天の邪鬼な自分が想像できるのだな。

吉野家の目の前にサントリーの自動販売機があれば、すべては解決するのだな。
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by epole | 2008-11-18 21:52 | 自販機による販売戦略
「コカ・コーラ」の自動販売機
1932年(昭和7年)
硬貨式自動販売機の開発に関する研究に着手。この研究の動機は、「アット・ワーク・マーケット」を開発するという遠大なコカ・コーラの販売計画で、コークを工場や事務所などに導入し、すべての勤労者がさわやかな気分で働けるようにもくろんだものである。この自動販売機の最初のモデルは1935年になって実際に使用段階に入った。

私が読んでいるこの本は「世界の企業物語 コカ・コーラ その資本・戦略・体制」(ダイヤモンド社 昭和43年6月10日初版発行昭和43年7月10日七版発行)

ブックオフに通うと、105円コーナーに、こんな素敵な本が潜んでいたりするのが面白い。
しかしながら、この自動販売機がカップ式なのか、ビンなのかはこの年表では不明なのだな。
その辺から見直しますと、どうもこの時期には自動販売機の将来を見越したものとはなっていない。
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by epole | 2008-11-17 22:46 | 小説にみる自販機
新しいビンの飲料自動販売機
a0003909_23241174.jpg須坂新聞というローカル新聞は、ときどき「どき!」とする記事が掲載されるので、必ずはじからはじまでしっかりと読まねばなりません。

その須坂新聞11月1日付けの18面「話題」に掲載されていたのが「瓶の自販機を設置 何度も使え、レトロ感覚」との記事。
須坂市の劇場通りにある「つたや本店」という店の店先に、ビン飲料の自動販売機が新たに設置されたと伝えています。
いったいにビンの自動販売機というものは新聞に載るほどのものなのか。そう思いながら新聞記事の写真を見ると、これまで見たことのないタイプ。これは見に行かなければなるまいとおもったのです。

a0003909_23245755.jpgさて、その自動販売機。昔よく見かけたビン自動販売機は王冠をこちらに向けて寝ていて、お金を入れて、左側の細長い扉を開けると、それまで全部を押さえ込んでいたところが、一本だけ引き出せるようになるというものでした。
それが、今回の自動販売機は前面一面がガラス扉となっていて、その奥に12本のビンが立っているというものでした。そして、お金を入れて商品を選択すると、商品を上部から押さえ込んでいた部分が回転して、穴の部分がこちらを向くとその商品が取り出せるようになり、商品を取り出した後は、奥から商品がせり出してきて、その押さえの中に納まるというものでした。
ちょうど、コンビニの商品棚とパチンコの大当たりがドッキングしたような感じなのだな。

a0003909_23252794.jpgそれで、ここの自動販売機はお札が使えないということで、お店の人にわけを話して両替していただいて、自動販売機で販売されている5商品のなかからカナダドライジンジャエールを選んで飲んだのでありました。
やっぱり、ビンで飲む飲み物は缶と違って奥行きのあるまろやかな口当たりなのだな。

さて、どの商品がもっとも出ているのか、お店の了解を得て頂戴した王冠の数で探ってみましょう。

a0003909_23261861.jpg栓抜きのところに残っていた王冠は全部で46個。内訳は、コカ・コーラ23、ファンタグレープ13、カナダドライジンジャエール7、Hi-C3で、ファン烏龍茶は0でした。コカ・コーラはボタンも倍あるし、フラッグシップだから販売本数が多いのはわかるのだが、ファンタグレープも人気があるのだな。ボタンあたりの販売本数では一番多い。オレンジ味は炭酸のないほうがよいとの判断があるのだろうか。

ビンの流通体制が残っているのは大手ではコカ・コーラだけとのこと。でも、もっとビンの流通が戻ってきてほしいと思ったところであります。
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by epole | 2008-11-16 23:27 | 自販機による販売戦略
富山駅こ線橋の自動販売機群
a0003909_23234283.jpg富山駅の2階駅ビルには名店街があって、その奥の書店の先には書店があって、ふと横を見ると、すこしくぼんだ一角に自動販売機が林立している。自動販売機を眺める私のわきを高校生が通り過ぎて、向かって左に行ったまま戻ってこない。奥に首をのばして恐る恐る覗くと、左側に制服姿の女性がいて、奥の右側になにかの入り口があって、高校生はそこから中に入っていくらしい。

この風景をどこかで見たことがあると思い出すと、そういえば長野市権堂のイトーヨーカ堂の中には映画館がひとつ入っていて、ちょうどこんな感じで入り口があり、そこで映画の切符を確認して中に導きいれていたのである。そういえば、さきほど何か「切符」とか書かれた表示があったような気がする。ここは小さな駅ビル映画館なのであろう。

a0003909_23241196.jpgそれならば今回あまり私には関係のない話である。ふと一番右の自動販売機をみるとそれはカップ式なのだが、脇に透明な四角い容器があり、「持ち運びに便利なふたあります。ご自由にお取り下さい。」とある。
ふたといえば、最近長野市のリハビリテーションセンターの自動販売機では普通にふたがかぶさってきて、ふたがいらない場合、事前に「ふたいらない」指定をするようになっているらしい。ここはそれとは少し違うのだな。

a0003909_23243265.jpgさて、そろそろ電車の発車の時間である。たしか2階に改札があったはずだと思って探すと、先ほどの自動販売機の上方に「←JR改札口」の看板。さっき見たのは駅の2階改札であったのだ。
びっくりしながらそこを通ろうとすると、脇にいた制服姿の女性が「お客さんお客さん切符を拝見」と私を留める。(そもそもかざしていたのをそちらが話をしていて見逃したのであろう。)
うっとうしいと思いながら切符を示し中に入ると、こ線橋の中に、また自動販売機の列。

JR富山駅の2階は駅ビルからこ線橋まで自動販売機であふれているのだな。そんななかで、切符を拝見するだけの作業が手作業でしっかりと?行われているのが可笑しいのでありました。こんな発見も旅の楽しみ。
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by epole | 2008-11-14 23:24 | 自販機の空間