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美しい格子の前に立ちはだかる自動販売機群
a0003909_21163339.jpgバスから見下ろす飛騨高山市内。

市内には古い町並み区域でなくても、あちこちに古くからの由緒ありそうな建物が建っている。
この、大型バスが通行する、たばこ屋のある場所は古い町並みではなかっと記憶しているのだが、何らかの(規制)区域であることを右側に置かれた木製の看板が示している。

この、軒先すれすれをバスが転回するたばこ屋は、その張り出した軒も、格子も美しい。ただし、写真を一見してわかることだけれど、その美しさを阻害する邪魔ものがそこに数台存在するのだ。

財務省とJTの誤った戦略によりたばこの販売の殆んどが自動販売機によるものとなってしまった現在、たばこの自動販売機の設置は既存たばこ店にとって死活問題である。このたばこ店にとっても、自動販売機が重要な収入源の一つであることは間違いない。

しかしながら、街並みへの悪影響は一目瞭然。街全体として見たとき、その収益と損失はどちらが大きいのだろうか。

これだけ壁のように並べられては、そのうしろに美しい伝統ある格子があることに気づく人も少ないだろうが。わたくしたちは醜悪な風景に慣らされて本来の美しさを自ら失っていることに気付かない。
とても残念な話である。
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by epole | 2007-10-31 21:17 | 飛騨高山の自動販売機
古い町並みに続く道入口の自動販売機
a0003909_6211535.jpg高山の古い町並みに続く通りの入口。古い町並みを除けば、高山市内には普通に自動販売機は存在している。
ただし、古い町並みに近づくほど景観に配慮されている。

右側に見えるサントリーの自動販売機は自動車の多く通る手前の通りではなく、奥に続く道に面して置かれているが目立たない。
もともとサントリーの青は他の自動販売機に比べて目立ちにくいのだが、ここの自動販売機は古い町並み側の側面に目かくし板が置かれて、そちら側から見えないようになっている。また、こちら側の側面にも、店舗と同質の外装が一面に張られている。

左側のダイドーの自動販売機はどちらかというと大通りに面しているがむきだしで、浮き上がってまわりの雰囲気を壊している。周辺を草木が囲み、それなりの配慮をしようとする意図は感じられるのだが。
ここに自動販売機を置いたことがこの店の売上につながるかというと、逆の効果しかないだろう。風情ある街並みのなかで、このような無粋なものを好む人が多かろうわけはあるまい。
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by epole | 2007-10-31 06:21 | 飛騨高山の自動販売機
格子のなかのたばこ自動販売機
a0003909_612786.jpgこの高山の町並みに溶け込んだたばこの自動販売機に、雨の中、おじさんが自動販売機の扉を開けてたばこを補充していました。

外側の格子の飾りを一枚あけると中の自動販売機本体がでてきます。おじさんにこのような外見の自動販売機を設置した経過を尋ねますと、「本当は(自動販売機は)置いてはいけないのだが、こっそり置いているんだよ。」とのこと。

こっそりといったって、まさか近所の人たちが気付かない訳はないのですが、これだけの努力をされますと、撤去してくれとはなかなか言えない。ここに、あのてかてか光る、たばこの自動販売機があったらすぐれた街並みが台無しですが。それはこの高山だけではない。どんな街並みもそうなのではないかな。

自動販売機の前も、このあたりの多くの商店の入り口も基本的にはフラットで車いすに対してバリアフリーとなっている。でも、一部の商店では車いすに対してバリアフリーではなく、わざと入口の敷居を高くして、敷居を踏まれないようにしている。このへんが伝統との調和の難しいところだが、多くの商店がバリアフリーであれば、すべての商店が画一的でなくてもよいような気がする。
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by epole | 2007-10-30 06:16 | 飛騨高山の自動販売機
高山の古い町並みのたばこの自動販売機
a0003909_632577.jpg岐阜県高山市といえば、バリアフリーということで有名なのだが、古い町並み、旧来の町並みには自動販売機はどのように置かれているのだろうか。

歩き始めてまず感じるのが道路の段差が極めて少ないこと。国土交通省の規格では、どうやら歩道と車道の間には、車いすが移動できないように段差をつけなければならないようなのだが、高山市の道にはそのようなものはなく、盲導犬を連れた人も大勢の観光客も足元を気にしないで歩くことができる。はたして車はといえば、人を気にしながら注意深く通行している。

通常歩道と歩道の切れ目にもなぜか数センチの段差があり、自転車で走るとごしんどしんと自転車がパンクしそうな衝撃があるものだがここにはそれもない。歩道はとても鋭角的に辻に突き刺さっている。高山のからくり細工や工芸品は巧の技を感じさせるのだが、交通資源においてもその技がいかされているのか。

古い街並みを歩くと全く自動販売機が見つからない。道の両脇には側溝があって、側溝と家の間には隙間があって防火用品などが保管されているものの、そこには自動販売機は置かれていないのだ。
これはほんとうにどうしたのか。市が規制をしているとの話は聞かないし、行政の介入しない住民の間だけで自動販売機を一切置かないことが可能なのだろうか。

そのようなことを思いながら古い街並みの切れ目に近づいていくと、この広い古い町並みのなかで唯一あったのがこのたばこの自動販売機。
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by epole | 2007-10-29 06:37 | 飛騨高山の自動販売機
福岡ソフトバンクホークス自動販売機
別に球団が身売りしているわけではありません。

福岡ソフトバンクホークスが10月25日付けでプレスリリースしたところによりますと、コカ・コーラウエストジャパン株式会社、ソフトバンクモバイル株式会社、NPOホークスジュニアアカデミー、福岡ソフトバンクホークスマーケティング株式会社の4社は共同して、飲料自販機の売上金の一部を野球活動に寄付し、地域貢献に役立てるという取り組みをプロ野球球団と市ははじめて開始したとのことです。

具体的には、『ベースボールチャリティ BOX』という、球団キャラクター(ハリーホークというらしい。)のはいったコカ・コーラの飲料自販機をソフトバンクモバイルの店舗内外に設置して、売上金の5%相当を、NPOホークスジュニアアカデミーへ寄付し、ホークスジュニアアカデミーはその資金を元にヤフードーム開催のプロ野球公式戦へ招待する等。

第1号機は、ソフトバンク柳川(福岡県柳川市)で、九州を中心にソフトバンクモバイルの各店舗へ設置していくことになるとのこと。長野に来るのはいつごろだろうか。
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by epole | 2007-10-27 07:06 | 地域貢献型自動販売機
KIT-KATビン松本に出現
a0003909_6274921.jpg以前紹介した「KIT‐KATビン」を発見。あったのは松本バスターミナルに設置されたサントリーの自動販売機。右下の「つめた~い」のところにディスプレイされていました。

周りがペットボトルで味気ない中で、ひときわ華やかに見えるのだな。これは自動販売機を飾る上でよいのかもしれない。不人気の商品を棚があるからと言って飾るよりずっとよい印象はある。

試しに購入してみると、ひんやり冷たい。やはり他と一緒に冷蔵されているのだな。ビンの冷たさというのは缶とも違うしペットボトルとも違う。缶はキーンと直接的に冷たさを感じるのだけれど、ビンはじわじわ心地よい冷たさ。ビン自体ではなくて中身が冷えているのを感じるみたいなんだな。

午後7時から指導を受ける教官のお土産にすると、とりあえず珍しさから好評。「でも、なぜビンなのだろう」との問いかけがあり。確かに。
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by epole | 2007-10-26 06:28 | 自販機による販売戦略
酒類自動販売機の設置状況
a0003909_6284864.jpg国税庁が10月17日に発表したところによりますと、酒類自動販売機は平成8年3月31日現在で全国で185.800台あったものが、平成19年4月1日の調査によれば、全国で16,700台にまで減少したとのことです。

この減少は未成年者の飲酒を防止するため年齢認証しない酒類自動販売機を撤廃するという全国小売酒販組合中央会の自主規制に伴うもので、毎年着実に減少し、本年調査では、平成8年の設置台数の9%にまで減少しました。

国税庁の報道発表では特にふれられていませんが、今年度の調査結果の特色として、年齢認証しない自動販売機に対して年齢認証する改良型といわれる自動販売機の数量が逆転したことがあげられます。
年齢認証する改良型自動販売機は平成12年調査以来少しづつ増加してはいますが、年齢認証しない自動販売機の減少数を補うまでには至っていません。

コンビニやスーパーで二十四時間酒類の購入が可能な現在、わざわざ自動販売機に追加的にお金をかけて酒類販売を継続しても元が取れないという判断でしょう。

それにしても、あえて儲からない未成年者保護の自主規制をうちだし実行しているこの業界はすばらしい。いいかげんな対応に終始するたばこ業界に煎じて飲ましたいところです。
なお、グラフは国税庁のHPからとりましたが、横軸(時間軸)が一定ではないのにご注意ください。
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by epole | 2007-10-25 06:32 | 自販機による販売戦略
妖怪自動販売機
10月17日付け朝日新聞によりますと、10月16日、鳥取県境港市に妖怪の自動販売機が出現したとのことです。

といっても、これは妖怪を売るのではなく、飲料を売る自動販売機。
コカ・コーラウエストジャパンと境港市観光協会が企画したもので、コカ・コーラの自動販売機に境港市出身の漫画家水木しげるさんの作品に出てくる妖怪が描かれているようで、妖怪人気投票のトップ10に合わせて計10台が今年度中に登場し、その売り上げの2割は同市観光協会の収入になるとのことです。

そういえば、昔は妖怪がもっと身近な存在で、ふと気づくとすぐよこにいたような気がする。自動販売機に描かれた妖怪は観光客を呼び込むこともあるのだが、いま再び子供たちを見守る存在ともなってほしいものであります。

このアイデアは境港市だけのものではなくて、たとえば安曇野市であれば道祖神自動販売機とか考えられそうだ。いろんな街でそれができれば全国どこへ行っても楽しいだろうなぁ。
(いまはどこへいっても同じだからなぁ。昔はそれがよかったのかもしれないが。。。)
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by epole | 2007-10-24 06:24 | 地域貢献型自動販売機
やさしい気持ちになったたばこの自動販売機
a0003909_65182.jpg巣鴨を歩いて見掛けたたばこの自動販売機。

いつもならこのような人の監視のないたばこの自動販売機には文句ばかり言っているのですが、この自動販売機についてはそういう印象がなかったのです。
なぜかと申しますと、たぶんそれはこの自動販売機の足元で、利用する人が立って買い物をしやすいようにしてある。ただそれだけのことが心を和らげてくれます。
さらに、屋根。雨の中で自動販売機を使ってものを買うのはとても侘びしい気持になりますが、ここでは逆にあたたかい気持ちになります。

巣鴨はとても心が優しくなるところです。

※自動販売機の、特にたばこの自動販売機にはよく屋根がついているのだけれど、ほとんどの場合それは自動販売機のみを覆っていて、買う人は雨の中だってこと、気づいていますか?
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by epole | 2007-10-23 06:07 | たばこの自販機
パンの缶詰の自動販売機
a0003909_15365043.jpg少年たちが見つめているのがパンの缶詰の自動販売機です。以前TBSのHPページで紹介していた・・・

でも、どこか様子が違う。そう。HPで紹介していたのは「CLANNAD」という学園ものTVアニメのキャラクターが缶包装になっている「CLANNADパン缶」なのですが、周りには争って買うような雰囲気が全くありません。近寄ってみると、こんな張り紙がありました。

「ご遠慮ください。このパン缶詰は、クラナドパン缶詰ではありません。」
「〈お客様各位〉ご利用頂きましてありがとうございます。『CLANNAD(クラナド)パン』は好評につき完売終了いたました。御迷惑をお掛けして申し訳ございません。今後もJR東日本リテールネットをご利用くださるようお願い申し上げます。株式会社JRリテールネット東京支店」

a0003909_1537871.jpgなんだ。クラナドパンは売り切れなのだ。どうやら一昨日くらいに今月末までの販売予定分全部が売り切れたようなのであります。なんということだ!

萌え系は苦手といいながらも少し残念に思いながら商品を観察しますと、販売されているのは8種類のパンの缶詰で、価格は340円が5種と350円が3種。販売機の上部には「日本経済新聞社2005年度優良食品店コンクール社長賞受賞」とあります。これってすごいのかも。

試みに340円の『カンカンブレッド パンの缶詰 粒々いちご』を購入してみると、常温の缶詰。パンというのは常温でも美味しく食べられるからいいね。
缶詰の中のパンは薄紙に包まれていて取り出しやすい。そのほか脱酸素剤封入とか工夫がされており、その上収益の一部は日本国際飢餓対策機構に寄付されるのだそうだ。えらい!

■品名/缶入りパン(いちご味)
■内容量/100g
■製造者/株式会社パン・アキモト 栃木県那須塩原市東小屋295-4
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by epole | 2007-10-21 15:37 | 自販機いろいろ