「ほっ」と。キャンペーン
<   2007年 03月 ( 28 )   > この月の画像一覧
不二家の飲料と自動販売機
a0003909_8363771.jpg長野県内ではなかなかサッポロ飲料の自動販売機にはめったに出会うことがないのですが、わたくしは安曇野市内では2台の存在を知っています。長野県という狭い範囲でも、地域性というか、メーカーの勢力の違いがあらわれているようです。

そのなかの一台、まいどおおきに食堂の前でない方、安曇野スイス村に置かれたサッポロ飲料の自動販売機では不二家の飲料が復活しました。

復活したのは『不二家ネクター』『不二家レモンスカッシュ』『不二家ココア』の3品目。
緑色の自動販売機本体には、次のような張り紙がされていました。

FUJIYA 平成19年3月
お客様各位 株式会社不二家
a0003909_843669.jpgこの度の弊社不祥事にて食品に対するご不安や不信感を与えてしまいましたこと、誠に申し訳ございません。心からお詫び申し上げます。
不二家ネクターやレモンスカッシュなどの飲料製品は、弊社とは別企業の委託先飲料工場で生産されております。
お客様のご不安を鑑み、「一時販売休止」しておりましたが、この度、販売を再開させていただくことになりました。
これからもお客様に安心してお飲みいただけますよう、品質管理に万全を尽くしてまいります。
何卒、ご哀願賜りますようお願い申し上げます。

さて、不二家といえば、TBSが1月に放送した「みのもんたの朝ズバッ!」での不二家報道について、捏造であり、賠償請求も検討するとのニュースがあります。Excite エキサイト : 社会ニュース

わたくしは思うのですが、テレビ・ラジオなどの報道も、それをそのまま信じることはできない。悪意の程度は別にして、インターネットと同様で、全ての情報をそのまま受け入れるのではなく、自分のところである程度怪しげなものとそうでないものを区分する必要があろうと思います。
朝ズバ!やあるある、恐怖~に限らず、朝夕のワイドショーや某国営放送ニュースの流す情報のどの程度が真に信頼できるものといえるのかな。
[PR]
by epole | 2007-03-31 08:36 | 自販機の空間
パリの暴徒と自動販売機
3月29日付けで日テレNEWSが伝えるところによりますと、仏・パリの北駅で若者と警官隊が激しく衝突、自動販売機や窓ガラスが破壊され、9人が逮捕、1人が催涙ガスを吸って病院に運ばれたとのことです。

直接にきっかけは、切符を持たずに列車に乗ろうとした若者が職員の職務質問を受ける最中に殴りかかったことのようですが、警官がアフリカ系の若者に暴行を加えたことが発端になったとの情報もあるそうです。

大分前に北駅からベルサイユ宮殿まで電車に乗ったような気がするのですが、ここで自動販売機を見た記憶がありません。北駅のどこにどのような自動販売機があって破壊されたのかはまったくわからないのです。
事件の発端が切符所持の有無であることから、切符の自動販売機があって、それが破壊されたのでないかといった想像をするのです。

電車といえば、私が乗るJR線ではときどき改札がやってきて、切符に青いスタンプなどをついたりしていきます。このへんではまだスイカとかイコカといった乗車カードがないためだと思うのだけれど。普及した地域では車内改札がなくなるのかな。

ベルサイユからパリに帰る車内で改札にまわってきた女性職員の笑顔を思い出しました。
[PR]
by epole | 2007-03-30 06:38 | 自販機ニューズ
京都南部都市広域行政圏とコカ・コーラ社が災害協定
京都新聞が3月27日付けで伝えるところによりますと、京都南部都市広域行政圏推進協議会と近畿コカ・コーラボトリング、飲料自販機入れ替え会社「樋口鉱泉」は、地震や水害などの大災害時に飲料水を提供する協定を結んだとのことです。

京都南部都市広域行政圏:
京都市南山城地域の宇治市、城陽市、八幡市、京田辺市、久御山町、宇治田原町及び井手町と乙訓地域の向日市、長岡京市及び大山崎町の10市町で構成される広域行政機構。
京都府南部地域の一体的な振興整備を図ることを目的として昭和54年9月に「大都市周辺地域広域行政圏」として設定され、同年11月に地方自治法上の協議会として発足。

樋口鉱泉(株):
宇治市槇島町目川
清涼飲料水卸、缶飲料、ペットボトル入り飲料卸及び飲料自動販売機の総合オペレーター、明治乳業特約販売店

広域行政圏が防災協定を結ぶのは、自動販売機に関してはめずらしいと思います。今回が初めてでは?あたらしい協定の形となるか。
コカ・コーラ社は独自の自動販売機管理会社をもっているのが通常だが、宇治市周辺では事情が異なるのだろうか。協定に、はじめて管理会社が名を連ねました。
[PR]
by epole | 2007-03-29 06:24 | 災害対応自動販売機
居酒屋兆治の自動販売機
a0003909_6303820.jpg風が吹くと寒い。しかし、兆治は頸筋に汗をかいていた。それは、駅前の自動販売機まで煙草を十箇仕入れに行ってきたからだった。

わたくしの読んでいるこの本は、
山口瞳 著 『居酒屋兆治』 第一話 霧しぐれ

山口瞳さんといえば、丸顔で、めがねをかけて、サントリーウイスキーを飲んでいるというイメージがわたくしにはあって、それはどうもテレビコマーシャルの影響であったようなのであります。
自動販売機が急速に普及した時期は、テレビが急速に普及した時期と重なります。

居酒屋兆治は昭和54年(1979年)10月から「波」に連載。冒頭の一節は、まさしくこの小説の冒頭の一節なのであります。

日本でたばこの自動販売機が最初に置かれたのは昭和33年(1958年)で、昭和34年(1959年)には184台、昭和40年(1965年)には3606台だったのが、昭和45年(1970年)には39867台、昭和50年(1975年)には177132台と急増し、この小説が連載された昭和55年(1980年)には32万台を超えています。(平成18年(2006年)現在の設置数は565200台)

しばらくまえの小説を読むと、人々はたばこ屋を求めてながい道のりを歩くのだけれど、この小説に至って、ひとびとは自動販売機に向かって歩くようになったことが確認できました。
[PR]
by epole | 2007-03-28 06:42 | 小説にみる自販機
ちょっとした隙間のたばこ自動販売機
a0003909_615950.jpg松本市の松本駅前デパート通りにあるたばこの自動販売機。
コンクリートの建物のへこみにちょうどよく納まっています。よくもまぁ、このように見事に寸法が合ったものだと・・・でもちょっと待てよ。。。

自動販売機の奥に見えるスリットは当然扉でありましょう。ここに自動販売機を置いても戸の開閉に支障がないとすれば、縦に長い扉で、日本では珍しい内開き。それに支障がないように機械が置かれた。。。
しかしながら、ステップを見ると、扉の半分まで20センチくらいの高さが左半分にあり、自動販売機が置かれた側はステップがない。ということは、扉の半分で高さが違うという、妙な建築なのであります。普通だったら扉を開けると右足の踏み出しの高さと左足の高さが異なるようなことはしないであろう。
そうすると、自動販売機が置かれる前は、ここは全面ステップで、自動販売機を置くために半分削った?

そのような苦労をしなくとも、もともとのステップの上に自動販売機を置いても納まりそうだが、それでは歩行者が買いにくいか。。。

歩行者といえば、たばこの自動販売機は未成年者がたばこを購入しないよう監視できる場所に設置しなければならないのだが、この自動販売機は誰が見ているのかな。
歩行者?・・・まさか。

未成年者の喫煙といえば、加護ちゃんが2度目の喫煙で解雇、引退とExcite エキサイト : 芸能ニュースが伝えています。
モーニング娘の各々の名前を覚えられない中で、加護ちゃんと辻ちゃんだけはセットで覚えていたのだが、残念なことだなぁ。(どちらがどちらかはわからないのですが。)
加護ちゃんはどこでたばこを仕入れてしまったのだろうか。
[PR]
by epole | 2007-03-27 06:02 | たばこの自販機
能登半島沖地震と自動販売機
3月25日午前9時過ぎに発生した能登半島沖地震では輪島市付近での震度は6強。長野市でも震度4を観測し、わたくしも家の中で、やわらかな、ぐるぅんぐるぅんという揺れを長い間感じました。

被害状況は徐々に数値化されることと思いますが、各地で神社の鳥居、灯篭、ブロック塀等が倒れ、古い家屋がつぶれている模様。自動販売機については現在のところ倒れたとの情報はありません。
自動販売機の場合、近年急速に足元の固定化が進んでいるため、大きな予防対策となったのではないかと感じています。

飲料・食料については、当初ローソンやイオンなどが物資支援を発表したところですが、地方公共団体・自衛隊、日本赤十字社などの支援でほぼまかなわれる状況のようで、石川県でも受け入れを見合わせています。
石川県の自治体で飲料供給に関する協定を自動販売機業界と結んだ例を知りませんが、今回の地震に関しては、結果的にあまり必要がなかったということか。

すぐにでも被災地へかけつけて救援活動や調査活動を行いたいところですが、石川県のHPによりますと、現在ボランティアによる支援活動の要望があるか調査中で、しばらく現地へ向かわれることを見合わせてほしいとしています。

自動販売機業界などは、すでに現地での自動販売機の状況については調査をしているものと思いますが、私も状況が落ち着いて、現地の皆様にご迷惑でない状況を見極めて、支援、調査に向かいたいと思います。
[PR]
by epole | 2007-03-26 05:50 | 震災と自販機
つるりん堂の自動販売機のいま
a0003909_1612555.jpg松本市は女鳥羽川にかかる大名町の千歳橋たもとの鶴林堂。

せんざいばしのつるりんどう(本当はせんざいばしのかくりんどう)と親しまれた鶴林堂書店は、平成19年2月19日午後5時、東京地方裁判所において破産手続き開始が決定されました。

その鶴林堂の経営は、岡谷市の笠原書店が引き継いでいるようですが、千歳橋の本店の自動販売機の動向が気になって、本日訪ねてみました。

松本城へと続く大名町通りに面して、木の小屋風に仕立てられた飲料自動販売機(管理者はジャパンビバレッジらしい)が販売を継続しています。とりあえず商店本体の経営とは切り離されているのかな。電気も通じています。

a0003909_16151853.jpgその横には以前たばこの自動販売機が一台あったはずが、今回見当たりません。たばこの自動販売機は本来店員の監視できる場所でなければ置くことができないことから、撤去の運びとなったのでありましょうか。

ガラスの自動ドアには、破産管財人弁護士による「告知書」が張られています。
本件建物及び建物内の一切の動産は、当職が占有管理するものですから、みだりに立入りあるいは搬出等する者は、刑法により処罰されることがあるそうです。

自動販売機はどうなのだろう。
[PR]
by epole | 2007-03-24 16:10 | 自販機の空間
長野市緑町駐車場の自動販売機
a0003909_6261945.jpg長野市緑町にある駐車場出口の自動販売機。飲料自動販売機が道路に面して、駐車場のプリペイドカードの自動販売機が奥に、出口ゲートを向いて置かれています。

現在長野市役所はこの付近、昭和通りをはさんで反対側にあり、そちら側はよく行動するのですが、こちら側にこの駐車場ができたことを知らないでいました。

プリペイドカードは5,000円と3,000円の2種類。それぞれ5,600円、3,300円の使用が可能。駐車料金は30分で100円なので、5,000円のカードでそれぞれ56時間、33時間車をとめておくことができます。夜間は上限1,000円となる時間帯もあるので、実はもっと長くとめられます。

また、このカードはここ以外に①長野駅東口地下駐車場、②長野駅東口駐車場、③長野駅善光寺口駐車場、④長野駅前立体駐車場でも使用可能なので、この付近をよく利用する人にとっては利用価値が高そうなのであります。

カード購入にあたっては10,000円、5,000円、2,000円、1,000円の各紙幣が使えそう。心配なのは自動販売機あらしですが、こまめな集金で対応できそうです。
[PR]
by epole | 2007-03-23 06:27 | 自販機による販売戦略
米国のクレジットカード対応自動販売機事情
2月28日付けのFujiSankei Business i. では、『カード式の自販機、米で人気 5兆円市場で存在感』と題して、米国におけるカード式自動販売機の展開について伝えています。

Dr.ペッパーやスナップル、セブンアップを販売するキャドバリー・シュウェップスとマスターカードは、テキサス州ダラス、ニューヨーク、イリノイ州シカゴで、クレジットカードを使用できる自動販売機を750台設置した。同社は、売り上げが従来に比べ5~35%したと説明。消費者が小銭を持ち歩かなくても済む利便性が売り上げ増加につながったと分析している。

コロラド州やカリフォルニア州などの商店街には昨年、デジタルカメラをはじめとするソニー製の高額商品を販売するクレジットカード対応自販機が登場し、注目を集めている。
民間調査会社は、こうした高機能自販機は、ソニーの米国子会社が全米に展開する「ソニースタイル」などの店舗に比べても、費用対効果が高いと指摘している。

キャドバリー・シュウェップスといえば、本社は英国なのだが、英国ではどうなのだろうか。ヨーロッパではあまり自動販売機は普及していないようだが、林望さんによると、英国人は自動販売機の元祖を自負しているらしい。
そういえば、ソニーの本社は日本なのだが、紹介されているような自動販売機が設置されたという話しを国内では聞かない。

日本では、自動販売機ではスイカとかフェリカとか、クレジットカードより現金に近いカードの使い方が普及している。そのほうが安全ではあるが、高額の商品には向かないのだなぁ。
[PR]
by epole | 2007-03-22 05:59 | 自販機による販売戦略
しょっぱいドライブの自動販売機
a0003909_8423526.jpg「ぼくなにもしてないよ」
と言いつつ、九十九さんはハンドルを持たない手で鈴のぶらさがった小銭入れを出し、いくらあるか勘定している。ひいふうみい、と計算し、ジュースの自動販売機の前で、いる?と言うしぐさをした。
「いえいえもう、父から兄からわたしからお世話になりっぱなしで」
と言いつつ、わたしは、わたしを産んですぐ死んだという母親は、九十九さんみたいだったろうか、と思う。九十九さんはあけた窓から伸びをし、上半身だけ出してあつあつの缶入りのお茶を買う。

わたくしの読んでいるこの本は、

大道珠貴 著 『しょっぱいドライブ』 (第128回芥川賞受賞)
発行所:文芸春秋、2003年3月1日第1刷発行

運転席にいる九十九さんは、年齢は60すぎくらいの男性。小説ののっけから『とにかくとしよりの運転だから』などと「わたし」に評されています。

自動車で飲料自動販売機を利用するというのは思いのほか困難を伴う作業で、それも運転席にいるまま利用しようとすると、国産車の場合だと右側の自動販売機に沿って停めなければならないわけで、これは公道でやるとヤンキーのおにいちゃんみたいなので、駐車場や空き地に限ってできるようなかんじです。
さらに、お金を入れて商品ボタンを押すまではなんとか誰でもできるのですが、商品口におちた飲料を、商品口の透きとおったふたをこちら側にもちあげ、なかの商品をとり上げるのは、よほど二の腕が長くて体の柔らかい人物でなければ成し難い芸当であります。特に車が近すぎたりするとふた自体があかないので、一旦車を移動させるはめになります。
そのようなわけで、たいがいは商品を取り出す作業が思うに任せず、「アヽ、コノヤフナコトデアレバ、当初ヨリ車ヲ降リテ購入作業ヲスヘキデアツタワイ」と後悔するのです。

ジュースの自動販売機であつあつの缶入りのお茶を買うというのは日本特有のもので、世界的にはジュースとあつあつのお茶をひとつの自動販売機で販売することは考えにくいのではないかと思われます。外国語訳をだすとき翻訳注意なのであります。

それにしても、今の常識では「これは困難」とか「当たり前」とすることが、次の時代には理解できないことになっているかもしれない。
小銭入れや硬貨は残るだろうが、商品受け取り口が中央にあって商品がウィーンとうなりをあげてそこにあがって来る自動販売機も実用化されている。(私は電気代がもったいないと思うが、車椅子の方や自動車の運転席にいながら購入するには便利)
このようななにげない所作を将来に保存することも重要と思っているのであります。

さて、今回の小説はいままでになく最近出版のものなので、本文を勝手に引用するのはまずいような気がしています。どうにかして(事後)承諾を得たいと強く考えているところであります。とりあえずは誕生日に免じてお許しください。
[PR]
by epole | 2007-03-21 08:43 | 小説にみる自販機