道の駅「若狭熊川宿」の休憩所にも3台の自動販売機がありました。左側はパンの自動販売機で、真中はおでん缶、筑前煮の缶詰の自動販売機です。ここの主体は食べ物なのだな。わたくし、ここが福井県であることから、てっきり越前煮だとばかり思い込んでいたのですが、ここにある自動販売機で売るのは筑前煮。筑前といえば福岡県ではないか。なぜ若狭の道の駅、鯖街道上で筑前煮なのだ! これは道の駅を運営する主体の問題なのかもしれないが、もうすこし販売品目に気を使ったらどうかと思うのだな。 もしそれがないようであれば、商品を開発すればよいではないか。それが町興しにつながるだろう。 福井と福岡だから、まぁいいかなどとは言っていられない問題なのだな。 私が歩いた熊川宿では、11台の自動販売機が宿場道脇に置かれていたのが確認されたのです。内訳は飲料10台(コカ・コーラ4、ダイドー3、サッポロ2、サントリー1)、たばこ1台。1キロ弱の宿場に11台の自動販売機です。それが多いのか少ないのかは外からの勝手な価値観で判断するわけにはいかないのですが、ここで暮らす人たちの利便をぬきに考えると、まちづくりという全体から考えれば、あるにしても、もっと周辺に調和した形で演出することを検討してはいかがかと思うのです。 宿場の南端には道の駅「若狭熊川宿」がありました。ここには景観を気にするでもなく、多くの自動販売機が並んでいます・・・と見ると、そうでもなく、並んだ複数の自動販売機が連携して町並みを紹介している。やるのだったらもう少し凝ったやり方があるのですが。でも、これはこれで利用者には好印象だろうと感じました。 最後にここから宿場の北端に走る。ここまでくるまで、これほど傾斜があって上っているとは気がつかなかった。その下り道を、変化に富んだふるい宿場町を、これまで見てきて心にのこる建造物、出会った人々を目に、心に思い浮かべながら一気に駆け抜けるのでした。 北の入り口から南下してきた熊川宿も、徐々に南の終点に近づいてきました。さて、民家風店舗の前に置かれているのはコカ・コーラの自動販売機とダイドーの自動販売機であります。色彩はいずれもそのまま、コカ・コーラの赤とダイドーの白です。足元はいずれも固定されています。 この家は隣の家と比べてすこし後ろに引っ込んでいて、その分道との間に余裕があるため、道に接して自動販売機を設置した結果、自動販売機が突出してみえます。その分店本体にとって、自動販売機の占める部分が軽減されますが、通り全体にとっては大きなダメージを与えます。 しかしながらこの場所は、すぐ横には景観に代えられないであろう人々の生命をすくう病院がある、過去と現在の境目部分ともいえ、右の家の軒先にはプロパンガスのボンベもあるし、この混在自体がこの場所を象徴しているのかもしれません。ところで、赤と白、どちらが目立ちますか。私は圧倒的に白なのだが。 古民家の軒下。左側にコカ・コーラの自動販売機が2台、右側にダイドーの自動販売機が1台置かれています。これまで熊川宿で見てきた自動販売機と異なり、なにかしら景観に配慮しようとする気配が感じられます。 一番左のコカ・コーラの自動販売機の側面部と正面下部の商品取出し口の上の辺までが茶色に塗られており、角も茶色に縁取られています。この静かな茶色は後ろの民家に近い色なのだな。 隣のコカ・コーラの自動販売機も赤ではなく抑えた白色となっています。 右側のダイドーの自動販売機は側面部と縁取りが茶色となっています。 面白いのは空き缶入れで、緑の棒を巻いたような造形です。 これらがここに置かれてからの経過時間もあると思いますが、すこしずつ町並みになじみ始めているような、それでもなじみきれない感覚を覚えました。やはり表面の塗装色だけでは中途半端なのだろうか。 さて、気になる足元ですが、右のダイドーは固定されていますが、左のコカ・コーラの2台は固定されていませんでした。景観も大事だが足元の固定はもっと大事なんだな。 南北に伸びる熊川宿。道をはさんで両側に家並みがあり、左側はすべて西向き。夏の夕べの日差しをもろに受けるわけで、家々にはよしずがはられ、それが趣きのある町並みを引き立てている。裏に回ればエアコンなどもあるのだろうが、訪問者はそんなところまで見には行かないだろう。 この町並みの中、ひときわ土壁の美しい店先に自動販売機が3台。これらは張り出した瓦屋根の下に並んで置かれていて、いまはよしずの影となって、近づかないとその存在を気にすることはないが、正面に立つ、あるいはよしずのない状況を想像すると、伝統的建造物が並ぶ中にいきなりな印象を持たざるを得ないのだ。 店の正面は格子があしらわれる風情のあるもの。そこの正面を3台の自動販売機が占めています。左からたばこの自動販売機、コカ・コーラの赤い自動販売機、サントリーの青い自動販売機。左のたばこの自動販売機の足元は直接床に固定されていますが、まんなかのコカ・コーラの自動販売機の足元は固定されていません。右側のサントリーの自動販売機の下には固定用のコンクリート板が敷かれ、そこに自動販売機はしっかりと固定されています。 地震の発生を考えると、コカ・コーラの自動販売機の設置方法は好ましくない。地震時に正面に転倒し、直接的に人に危害を与える恐れがあるばかりか、目の前の道路をふさぎ、緊急車両の通行を阻害する恐れがあります。一方景観的にながめると、サントリーの自動販売機のような堅固な固定はすこし濃すぎる気がするのだな。そう考えると、やはり宿場町には自動販売機は似合わない。 熊川宿をあるくと、お年寄りが話し掛けてくれたりして、とても懐かしい気持ちになる。ここからすこしはなれたところにある茶屋ではかき氷などを販売していて、店先や中で休めるようになっていて、体も心も休まる。このような人との関係を持つことが宿場町全体を興すのであり、どこにでもある自動販売機の存在はそれを阻害するものなのだな。そもそもこの熊川宿のターゲットとする客層は、なにを求めてここに来るのか。普通に自動販売機で飲料を買って持ち歩く人を対象としているのか。それを明確にすれば、おのずと結論も出るはずなのだけれど。 長くのびる熊川宿の真ん中ら辺に酒屋さんがありました。歴史ある宿場町で、この酒屋がどのようにしてここに店を出してきたのかも興味深いところですが、やはり気を引かれるのは自動販売機です。この場所では、通りの片側の家屋と道の間には小川が流れています。これは信州塩田宿とも共通するのだな。その小川の向こうの店舗前に、2台の酒類自動販売機が、道から店舗に向かって横向きに並んでいます。 横向きの理由ですが、宿場沿いの家屋は総じて間口が狭い。そこに店舗間口や商品の出入り口、車両駐車スペースなどを確保しようとすると、どうしても自動販売機のようなものは横にしておくことができず、やむを得ず縦置きとなったものと考えられます。 その自動販売機ですが、とても懐かしい感じの色使い。いずれもサッポロの自動販売機ですが、左側のは今のような緑ではなく黄色。そういえば、昔の酒類自動販売機は黄色だったような記憶がよみがえります。右側のは白を基調にした大型の酒類自動販売機です。 いずれの自動販売機も現在は稼動していないようです。ではなぜここにまだ置かれているのか。昭和レトロを狙って置かれているのだとすれば、それはすごい戦略なのだなぁ。 福井県若狭町熊川宿。ここは重要伝統的建造物群保存地区に選定されているのですが、この古くからの宿場町における自動販売機の設置状況については以前から興味がありました。このたび短時間ではありましたがこの場所を訪れることができ、数枚の写真を撮ることができました。 宿場町の北端入り口駐車場に自動車をとめ街道に入ります。はいってすぐに気が付くのは、頭の上に電線がなく美しいこと。道路の両端にも電柱はなく、家々のスキマから奥を覗くと、家屋の後ろ側に電柱はあり、電線が宿場の裏側を通っています。これは長野県塩尻市の奈良井宿も同様な手法ですが、日本の町並みを乱す大きな要因として何よりも電柱と電線の存在があることを思い知らされるのであります。 さて、家々を外から拝見しますと、それほどずっと前から保存されている古い家屋という感じではなく、丁寧に作られた伝統家屋に大事に「人が住んでいる」という感じ。人々の生活があふれ出ているのだな。 町は飛騨高山の重要伝統的建造物群保存地区のような強い統一感はなく、ところどころにビル型の家屋も建っています。いずれ建て替え時には周辺の家屋に近い形にされていくことでしょうが、私はそれはそれで心地よく気持ちよく感じられたのだな。そのような建物も、一階部分は周囲と強調した形の日本家屋風装飾がされており、全体の色調は統一されていました。そんな建物のひとつに第一自動販売機発見。飲食店入り口の脇に張り付くように、薄型のダイドーの自動販売機が設置されていました。周辺は周りの情景に合わせているのにそこだけ配慮がない。店はきれいに飾っても、自動販売機はそのまま。不思議な価値観を感じるのでありました。 この春の小浜市といえば、NHKの朝ドラ「ちりとてちん」とともに盛り上がりを見せたのがアメリカ民主党の大統領候補指名選挙で勝手にオバマ氏を応援するというものでした。民主党の指名争いが決着した現在ではひとまず話題に上ることも少なくなりましたが、年末には大統領選挙本番を迎え、事実上民主党のオバマ氏と共和党のマケイン氏の一騎打ちとなることが確定的で、その際はここ小浜市もオバマ氏支援に市民が立ち上がることでしょう。 街中でも、自動販売機の脇にオバマ氏の似顔絵入りの「I LOVE OBAMA」ののぼりが立つなど、静かにそのときを待っていることが感じられました。 このオバマ氏の似顔絵入りのTシャツは、「オバマ候補を勝手に応援する会」に入会することで入手できるということで、私も小浜市内のつばき回廊1階の受付カウンターまでのこのこ出かけていって、1500円の入会金を払い、会員となって、会員Tシャツを入手いたしました。 いま、どのような場面でこのTシャツを着用すれば効果的であるか戦略を練っているのであります。 左側のたばこの自動販売機2台と右側のコカ・コーラの自動販売機は隣りあっているが、別の建物に設置されており、当然別店舗で設置したものであろう。それらの自動販売機はお互いに示し合わせたように、それぞれの店舗の中に身をうずめており、ただ、操作面、ディスプレイ面のみが扉と同じ平面上にある。目の前の通りは自動車がすれ違うのも難しいくらいの狭さであり、両側の店舗には、前に自動販売機を置くような空間は無い。そのため、自動販売機と店の正面が平面になるような置きかたとなったのである。 この置き方だと、不思議に自動販売機による圧迫感が感じられないことに気づく。入り口近くの外に自動販売機が置かれると、当然入り口は自動販売機の奥に位置し、影となる。そのため商店全体が活気がなくなる。多くの場合、店の正面はガラスディスプレイとなっているのだが、自動販売機はこのディスプレイ前に置かれるため、店全体は暗く、当初ディスプレイを活用したねらいの効果もなくなってしまうのだ。 当初ここに自動販売機を置いた当時はそれでも儲かっていたのだろうが、町に自動販売機があふれる今日、店の前をふさぐ自動販売機の運用がマイナス効果となっていることに、まだ気が付かないでいることが多い。 その点、この自動販売機は店に入るお客さんを拒まない。必要から生じた、すばらしい設置だと感じるのである。 小浜駅前駐車場入り口には大きな空き缶回収機が置かれています。二つ置かれた箱型の右側の箱上部に空き缶投入口があり、上部看板には「御食国エコネット」と大きく書かれています。 「みけつくにえこねっと」と読むようです。空き缶が回収されるたびにカードにポイントが記録されるのですが、このカードは小浜商店街連盟の買い物ポイントカードを兼ねている。カードは500ポイントで満点となり、300円の買い物券ほかと交換ができるのであります。 この回収機は、小浜駅前、平成通り商店街(信金本町支店前)、いずみ町商店街、白鬚(つばき回廊前)、住吉堀川通り沿い、大手町信金本店横の6箇所に設置されているようです。 < 前のページ次のページ >
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vending machines and Japanese
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