泰阜村の農協の店舗を出ると、もはや夕暮れというには暗すぎる。あいさつもそそくさと自転車にまたがり唐笠駅へ急ぐ。いくつか道が交差しているけれど、役場でいただいた地図はなにより役に立ち迷うことがない。下り道をぐるんぐるんと走っていると、なにもない山中の左側の空き地にぽつんと見慣れた蛍光色の光!孤立しているのはダイドーの自動販売機。どんなに急いでいるとはいえ、ここを通り過ぎたら一生くいが残るので、自転車をとめてカメラを用意していると、やってきたのは一台の軽乗用車。私がかまえるカメラの前に車を止め、自動販売機で飲料を購入する。 どうやら若い女性のようなのでありますが、やはり、このような場所にあっても利用する人はあるのだなぁ。 やがて軽乗用車は道を下り始め、私の自転車も道を下り始める。先導する車があると、自転車は実に走りやすい。そのスピードに涙を流しながらついて行くのであります。やがて天竜川にかかる橋の手前で唐笠駅に下り、駅の時刻表と時計を比べて仰天。あと4分で電車がやってくる。 いそいで自転車をたたんで袋につめ、岡谷駅経由で長野駅まで65駅の旅の始まり。 泰阜村で出会った自動販売機累計15台(ソフト飲料11、たばこ3、酒類1) ![]() 丘の上に泰阜村役場はあるとのことで、東商店で購入したパンを食べながら片手運転で坂道を登る。役場近くには標識がないが、商工会館があったのでそこを右に折れると、泰阜村役場がひっそりと道に背を向けて立っていました。建物右側から回り込むと、正面玄関は向こう側で、丘の下を向いている。こんなウェルカムでない庁舎は珍しいのだな。18日は土曜日で、土日はお役所はお休みなのだけれど、市町村の場合は必ず婚姻受付などのために職員がいるはず。そうっと覗くと人影があったため、せめて地図だけでも頂戴したいと思い、中へ入ることとします。 自動ドアが開くと、中で薪ストーブに薪をくべていたのが林さん。現在は村ではパンフレットを作成していないようなのですが、昔作成した数少ないパンフを「研究資料に」と提供してくださり、店舗のない集落への農協の移動販売車「ひまわり号」や食材の宅配について教えていただき、最後には電車の時間と、役場職員の人が作成した唐笠駅までの案内図まで頂戴したのであります。 ![]() 林さんのお話をもとに農協の店舗へ。ここの農協は「みなみ信州農協みなみ地域事業本部下条支所泰阜事業所」。さきほどの東商店から北へ150mに位置し、ガソリンスタンドを併設しています。入り口にはコカ・コーラとダイドーの自動販売機が並んでこちらを向いていました。店舗ではお魚、お肉、菓子類の食料品の他、箒、ちりとり、電球といった雑貨類まで並んでいます。これもまた、地域に無くてはならならない店舗。 役場で聞いた移動販売車を見せていただく。裏の車庫に納められたその車は保冷施設を装備したトラック。従前はバスだったものが、2年前から現在の形に鳴ったそうな。側面に「ひまわり号 泰阜村高齢者支援対策事業」と書かれています。中を見せていただくと、奥に保冷ケースと棚。農協の人の話では、日用雑貨も積んでいくとのことだから、けっこうぎゅうぎゅう詰め込むのだろうなぁ。(そのほか随分核心にふれることを聞いたのだけれど、しばらく秘密としておこう。) これまで泰阜村で出会った自動販売機累計14台(ソフト飲料10、たばこ3、酒類1) ![]() 泰阜村にはいって随分坂道を登ってきたけれど、ほとんどただ扱ぐばかりで、この特集も間延びした感を禁じえませんなぁ。そろそろなんとかしないと。「左京」という地名を通過します。信州の北部にある鬼無里村(きなさむら:現長野市鬼無里)にも東京、西京という地名があり、そちらは「鬼女紅葉」伝説というのがあって、平安のむかしからのロマンを感じさせたものですが、こちらはどんな起源があるのか。語りつないで情報を残してゆかないと、ただの記号になってしまいます。 小高い丘の間をぐるぐるっとまわった3つ角に、場違いとも思われる大きな一軒の商店と自動販売機を発見しました。 商店は2階建てで、1階が食料品店舗、2階が居住部分となっています。店舗正面右側にはたばこ、酒類(アサヒ)、ダイドー飲料自販機が並んでいますが、壁面とは若干ずれるものの、ガラス正面を塞いではおらず、全体として調和の取れた印象を受けます。 店内に入りますと、地元のお年寄り二人がゆったりとレジのところでお話しをしながらお買い物。その間売り物を確認していきます。 ![]() 入り口から奥に向かって、野菜、チリ産鮭、銀だら(むつ)切り落としなど。奥の壁一面の冷蔵ケースにも豚コマ肉(国産)や若鶏胸肉(国産)、ロースハム、ベーコン、生姜焼、たこ、いか、にしん、まぐろ切り落としなどがいずれもパック入りですが豊富に陳列されています。隣の通路にはお菓子類。種類はさほど多くないが、ポテトチップスやとんがりコーンなど、しっかりとおさえて豊富に置かれています。入り口近くにはヨーグルト、ジュース、牛乳など。 これだけの品揃えをしながら、「必要な量しか仕入れないのよ。」とこともなげにおっしゃる奥様。しかしながら、回転の速い生鮮食料品をこれだけ仕入れ販売可能なのは、地域に密着し、需要をきちんととらえる優れた経営者によるところが大きいのだと思います。 競合店舗がないのも一因かとこのとき思ったのですが、すぐ間近に農協という大きなライバルが存在することを知ったのは約1時間後のこと。 これまで泰阜村で出会った自動販売機累計12台(ソフト飲料8、たばこ3、酒類1) やがて右側に3台の飲料自動販売機と食料品店(跡?)を発見。左からアサヒ飲料、コカ・コーラ、ダイドー。ダイドーのは大きいな。場所が大きく取れるし、飲料補充は頻繁でなくてもよい。ただ、これだけの電気代をまかなうだけの売上げがあるのかどうかは不明。商店の中に人がいたらお話でもと思い覗いたけれど、気配はないし、店内は荷物が積んであって、ここで商売をしているふうはなさそう。それであきらめ先を急いだのだけれど、宅配業務はやっているようなので、もっと粘ってもよかったのだろうな。 泰阜村へ来たのはもとより秋の南信濃を自転車で巡り楽しむためではありません。泰阜村の住民、特に交通手段を持たないお年寄りが、どのように食料品や生活必需品を入手しているのかをインタビューするためであったのであります。ところがこれまで一人の村民に出会いません。 所さんの「ダーツの旅」だって、所さんがダーツであてた市町村に入ると道端で人がいて「第一村人発見!」とくるのに。(しかしながら、あれは周到に企画されているだろうし、編集前は随分村人を探し回っているのかもしれない。) さて、3台の飲料自販機を過ぎてからは、左は天竜川を望む崖、右は山の間を道が蛇行するという風情で家どころか耕地がない状態が続くという状態。泰阜村はどうやら南北に長いようで、今過ぎたのは南側。これから北側に向かって道は続いていくようなのです。 ふと木のざわめきに気づき右手の山を見ると猿の群れだったり、左の掘立小屋の屋根が鳴っているかと思うと、かげから濃い橙色の大きな柿の実をくわえた烏が飛び去ったり。 たまぁに自動車にすれ違うだけの泰阜村の土曜日の午後。 これまで泰阜村で出会った自動販売機累計9台(ソフト飲料7,たばこ2) 温田駅をすぎ、泰阜村役場はこちらとの標識の指す方向に向かっていく。駅の間近だというのに、立ち並んだ民家はいずれも戸が破れ朽ちはじめている。ここに住めば家賃は格安だろうが、生きていくのは困難なのかもしれない。 踏切を渡った正面は崖だが、ここをかすめて道路改良工事が進められている。 道路工事の現場小屋には自動販売機がつきもの。ここはどうであろうかと、坂道を登ったところで自転車をとめ振り返れば、やはりこそには赤いコカ・コーラの自動販売機。 工事現場の自動販売機といえばダイドーが多いと思い込んでいる私にはすこし意外で新鮮な発見でありました。 温田駅前は電車で眺めた駅の状況ではもっとも家が多い。2000人規模の村であれば、商店もそれ程多くなく、役場の近くに固まっているはず。それに役場を示す標識があるのだから、役場はこの坂道をちょっと登ったところにあるのだろうと考え、また、役場近くにはきっと村おこしの蕎麦うち施設かなんかがあって、おいしいそばを安く提供しているに違いないと、これまで見てきた市町村の状況を泰阜村に投影して考えながら、もう少し、もう少しとお腹をすかしながら坂道を登ってゆくとあったのが道の左にコカ・コーラの自動販売機とたばこの自動販売機の並んだ商店と、「やすおか荘」の看板であります。 ![]() 泰阜村は高齢者福祉の村として有名ですが、社会福祉法人やすおかは、この「やすおか荘」を中心として地域とともに、在宅を中心とした老人福祉に取り組んでいるのであります。(ただ、わたくしがこのとき不謹慎にも思い浮かべたのは、泰阜村に深い愛着を示された前長野県知事の名前と似ているということでありました。申し訳ありません。)ところで、さきほど温田駅の商店でも気づいていたのですが、商店には次のような緑の張り紙が掲げられています。 「20%もお得 泰阜村商工会スーパープレミアム商品券をご利用ください。」 どうやらここではスーパープレミアム商品券というのを地元商工会が発行しているらしく、それは多分20%ものプレミアを持っているらしいのであります。 恐るべし、田舎の商工パワー。 しかしながら自動販売機では商品券は使えないな。そう思いながら、とぼとぼと先を急ぐのでありました。 これまで泰阜村で出会った自動販売機累計6台(ソフト飲料4,たばこ2) 坂道を下ると、天竜川の手前にある大きな建物は阿南病院であります。地域の医療をささえる県立病院はここにあるのか。阿南病院を過ぎると天竜川に架かるバブリーな橋。脇に置かれた投光器が、あの時代を物語っています。こんなところで橋を照らしても見る人も少ないし、電気代も馬鹿にならない。(年に数時間しか明かりは灯らないのだろうな。)この投光器設置のお金があったなら、今はお金がなくて作成できない観光パンフや地図がどれぐらいできただろうかと、後で思ったものであります。 さて、豪華な橋を超えると次第に道は細くなります。左に最初は歯科医院。次いで商店が見えてきました。右側には先ほど電車から見えた(ひとつ手前の)ホームが! 「温田駅」 泰阜村の表示があります。いつのまにか泰阜村に入っていました! 駅前には商店が数店。自動販売機が3台。左側にはコカ・コーラの自販機とたばこ自販機が。右側にはダイドー自動販売機が並ぶ。ひさしの文字からすると、左側の自販機のある建物は以前食堂だったらしいが今は店を閉じている。右側は今も営業中の小売店。詳しい販売品目は不明。ダイドーの自販機にはまわりに一本綱が巻いてある。これは盗難防止のためかと最初思ったのだが、よく見ると空き缶入れをこれで固定してある。坂に空き缶入れを置いてころがさない知恵なのね。 自動販売機を観察しているうちに、駅前の空き地スペースに一台のタクシーが入ってくる。よく見ると駅正面はタクシー運転手詰め所。泰阜村にはバスが通っていないし、阿南病院があるから、結構やっていけるのかもしれないな。やがて温田駅に別れを告げて役場方面に向かう。すぐ先に野菜無人販売所あり。 中にはかぼちゃなどがぽつんと置いてある。 左側には監視カメラと警告の張り紙。そりゃさぁ、気持ちはわかる。盗られて被害をこうむることも。 でもさぁ。 こんなあからさまなやり方は、いやだな。 無人販売所を開いた以上、ある程度の盗難被害は覚悟しなければ。このようなやり方は、人の心を荒ませる。田舎の人のほうが心が寂しくなっているのか。 先に進もう。 これまで泰阜村で出会った自動販売機累計3台(ソフト飲料2,たばこ1) 唐笠駅に入ってきた電車は信じられないことに満員。どうやら「たびともツアー」なる一団が紅葉の伊那路をもとめて天竜下りに繰出し、その旅程の一部に飯田線を利用しているようなのであります。そんな観光客の皆様の立ち並ぶ電車の中に自転車と共に分け入りますと、車掌さんがうしろから泳ぐようにやってきます。さきほど唐笠駅のなんにもない駅舎で確認した情報を元に、230円で行けるところまで切符を購入したのであります。(直近の駅まで100円、その先は200円、200円、230円と続き、その次が320円だったことから、多分230円区間までが泰阜村ではないかと当たりをつけたのであります。あぁ、なんという行き当たりな・・・) で、降り立ったのが「為栗駅」。降りた瞬間「失敗した・・・」と思ったのであります。先ほどの駅までは駅名看板に「泰阜村」と書かれていたのが、為栗駅では「天龍村」と表示されていたのであります。来すぎてしまった。でも、飯田線は本数がものすごく少ないから、これは道を見つけて自転車で戻るしかありません。 そう思って自転車を組み立てて、先を見て「失敗した・・・」と思ったのであります。 さきほどの「たびともツアー」の一群百人弱が、この先の狭い一本道に溢れているではありませんか。これはあぶない。 そんな訳で、わたくしは組み立てた自転車をひいて集団の後ろに従ったのであります。 下は天竜まわりは紅葉の一本道にはつり橋もあり、たびともツアーの一群と共に天竜峡の秋を満喫。やがてなんとか少し広くなったのぼり道でたびともツアーの一群を振り切り広い道路へ出る。そこにあった喫茶店兼案内所で泰阜村までの道を尋ね(それは私の考えていた方向と逆方向でした)、いざ、泰阜村へ進まん! (写真は天龍村から阿南町を抜け泰阜村へ向かう途中にあった旅館前の自動販売機) ![]() 天竜峡駅前で自転車を組み立てたはよいのですが、いつ靴底がはがれる状態では安心できない。駅前で文房具屋さんを探すのですが、見つかりません。住民の方に尋ねると、国道151号に出て少し先にサークルKがあるとのこと。おお、ここにもコンビニがあるのか!坂道をぐんぐん登っていくと左手にサークルK。いつの間にか正午で店内は賑わっている。ここで「靴修理」と書かれたセメダインを買い、靴底のほとんどの面積を接着。そのまま5分ほど固定するも接着完了せず、ペダルをかかとでこぐようにして先を急ぐとあったのが道の駅「信濃路下條」であります。農政の補助金を活用した施設はお城を模る。建物入り口にはなぜかポップコーンの自動販売機がお出迎えでありました。 道の駅で地産のヨーグルトを飲んでいるうちに靴底はほぼ固定完了。さらに坂道を登ると、左折すれば泰阜村との標識。 迂闊だったのであります。どうやら泰阜村は天竜川の反対側。であれば、一度上ったこの標高をいったん下らねば到着しない。そのことに気づいたのは坂道を思い切り下り始めてからでありました。 随分下るとあったのが天竜川を渡る橋梁。下を覗けば天竜くだりの船と波止場。そこを目指してわき道に入ると、河岸にあったのが飯田線唐笠駅。電車があと数分で到着することを知り、急いで自転車をたたみ、数人の観光客と共に電車に乗り込み南に向かったのであります。 なかなか到着しないなぁ。 (実は、橋を渡ったこの時点でわたくしは泰阜村に入っていたのであります。地図も持たない愚かさよ。泰阜村には観光地図はほとんど置かれていないんだな。) 「一刻も早く泰阜村へいって話を聞いてくるように。」大学院の教授からそう言われたのは10月の14日でありました。ところがそれが、あれよあれよという間に1ヶ月。11月の後半に突入してしまいました。 これはどうあってもいま、なにがあっても行かねばならぬ。そう決心したのは11月17日の夜の残業中のことでありました。 長野市と泰阜村は直線距離は約150キロ。どちらにもJRの駅があるとはいえ、接続やら起伏やらを考えると自動車で高速道路を利用して行ったほうがよい。それは十分承知なのですが、公共交通機関利用と自転車に無駄なこだわりを持つ私としては受け入れられない。あえて茨のJR利用なのであります。 11月18日、愛用の自転車「轟天号」を袋につめ6時57分発の飯田行き快速電車※1で飯田へ向かう。 車掌さんの動きを見ると、それぞれ動きがあって面白い。この電車は飯田までに車掌さんは4交代するようだ。最初の車掌さんは長野から松本まで。次が岡谷まで、次は辰野まで。次が伊那松島までで、最後は飯田まで。 車掌さんのお仕事は辰野を過ぎ飯田線※2に入るといきなり大変。それまではほとんどが有人駅で駅間も長くゆったりと停車駅案内、車内での切符販売、安全確認をしていたのが、辰野からはほとんど無人駅で、電車のドアが開く前に飛び降り、電車の先頭まで走って降車客から切符の回収。また電車最後尾まで走って安全確認。発車したらただちに切符販売。これが駅区間の短い飯田線で延々と繰り返されるのだな。 これは若くないと勤まらない。現に伊那松島からの車掌さんは元気な若者だったのだな。 1時間以上の間隔で電車1本なのだから、もっと車掌さんに余裕のあるダイヤにしてもよさそうなものだが。(JR西日本の体質か?)事故が起こらないことを願います。 飯田到着は10時57分。ここで向かいのホームの11時発の電車※3で天竜峡へ。天竜峡に到着は11時27分。ホームでコカ・コーラの自動販売機が迎えてくれました。 泰阜村にはJRの駅が4つあるようなのですが、そこへ行く電車は12時36分発。1時間の電車待ちはもったいない。そこで出番は轟天号。泰阜村へ向けて発進であります。 天竜峡から泰阜村へ向けて自転車で発進したものの、結局12時36分発の電車に乗ることとなった話※4はまた次回。 (写真は天竜峡駅の風景。天竜峡には改札を入った中に、2台のコカ・コーラ自動販売機が設置されています。) ※1 この「快速みすず」は松本駅で3両ずつに2分され、前半分は上諏訪ゆき、後ろ半分が飯田行きとなる。途中の案内では「上諏訪行き」としか案内されないことがあるので注意!なお、岡谷を過ぎると進行方向が逆になるが、長野へ戻るわけではありません。安心。 ※2 ここ飯田線は「究極超人あ~る」の聖地なのであります。わが『轟天号』もあ~るの愛車に由来するのだな。 ※3 飯田を過ぎると「けが」とか「だしな」とか面白い駅名がある。でも、漢字で書くと面白くない。 ※4 電車を降りた時点で自転車靴(底にペダル固定用の金具がついている)の底が剥げてとれそうになっていたことも影響しているのだが。。。ちなみに靴もペダルも「Time」なんだな。関係ないけど。) < 前のページ次のページ >
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