ゆらしぃ島のスローライフの自動販売機
妻が夢を語りだした。
「島にも自動販売機がたくさんある。それをハワイみたいに全部なくせばいい。景観も良くなるし、空き缶の投げ捨てもなくなる。廃棄になった車を置き捨てる人が島にもいる。こんなこと絶対にやめさせるべきよ。それを宣言するだけでも全国で話題になるわ」


わたくしが読んでいるこの本は、
金丸弘美 著  『ゆらしぃ島のスローライフ』(2004年2月13日第1刷発行)

ここでいう「島」とは「徳之島」。奄美諸島に属する鹿児島県の、人口約27,000人の島であります。
私が昨年訪れた、人口約500人の沖縄県渡名喜島でさえ稼働しているだけでも7台の自動販売機がありましたので、徳之島でははるかに多くの台数があることでしょう。

景観保全あるいは空き缶公害対策のため自動販売機をなくそうという議論は以前からあり、数年前にも地球温暖化防止のため自動販売機の設置台数を制限しようとする動きが現に長野県でもありました。
しかしながら、利用者の便宜や販売する権利からすると、自動販売機を撤去することは現実的ではなく、また、ほとんどの自動販売機に備え付けられた空き缶入れは、むしろ空き缶のポイ捨て防止に役立っているものと私は考えています。

しかしながら、多くの自動販売機は景観を阻害している印象が強い。そこで私が提唱しているのは、積極的に景観に合わせた自動販売機の設置、「擬態自動販売機」の設置であります。
その具体例が飛騨高山の自動販売機であり、犬山市の自動販売機であり、善光寺の自動販売機であり、松本市美術館の自動販売機であり、松本市内信濃毎日新聞販売店の自動販売機であります。

もっともっと、地域の景観に合った、そこになくてはならない自動販売機であること。それを設置することは、自動販売機を撤去するよりもずっと効果的なものとなるのであります。

ところで、ハワイには自動販売機がないのだろうか。。。
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by epole | 2010-02-16 23:25 | 小説にみる自販機


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