「ラブホテル進化論」に自動販売機は登場しない
さまざまな書籍のなかで自動販売機を発見することを試みているのですが、ここにはそれがあるはずだと狙いを定めても出現せず、結局はそれが自分の思い込みであることを知る場面も多いのであります。
「ラブホテル進化論」(金益見著 文春新書 2008年2月20日第1刷発行)もそんな書籍の一つでした。

私の世界では、ラブホテルという空間は、必ず自動販売機があるものだという思い込みがあって、それは飲料にとどまらず、きっと怪しいものも売られているのだろう。いったいどんなものがいくらくらいで販売されていて、どんなものが人気なのか、時代の移り変わりの中で、商品に動きはあったのかなど、興味が尽きず、「ラブホテル進化論」といえば、必ずそこに言及していると思ったのであります。

ところが、この書籍には、目次からあとがきの219ページのどこにも自動販売機がでてきません。はたして、ラブホテルには自動販売機は設置されていないのか。それとも書き落としなのか、見落としなのか。いま、この目で実際に確認したい衝動を自覚するのでありました。
そういえば、この書籍には若干の写真はあるのだけれど、部屋の見取り図というものがひとつもない。それはフィールドワークとしてどんなものかと思うのだな。出版に当ってボツにされたのだろうか。
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by epole | 2009-04-14 06:23 | 小説にみる自販機


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