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悲しみの500ml
悲しみの500ml_a0003909_8531938.jpg+150mlの缶飲料は、通常の350mlより割安で、飲料をがぶ飲みしたいときに出会うとうれしくてついつい買ってしますのですが、ときに悲しい思いをします。
500ml缶というのは寸胴で、思いのほか重いのであります。しかも外側に水滴がすぐについてとても滑りやすいのです。
また、まだふたを開けるまではよいのです。
ふたを開けたとたん、缶が全体として保っていた強度が激減し、簡単にふやふやとへこんでしまいます。
それで、失敗するのです。
先の土曜日、私は長野市からMTBに乗って坂井村⇒麻績村⇒坂北村⇒本城村⇒四賀村そして松本市へと向かっておりました。
四賀村役場を過ぎたところで誘惑に勝てなかったのです。「やなぎや」の前にある自販機で500ml缶飲料を買いました。自転車にまたがったまま飲んでいるとお店の人がでてきて「ありがとうございます」と挨拶されたので少し緊張するも、気持ちがよかったのですが、お店の人が中に入り緊張が解けたその瞬間。
缶は一瞬ふやっと形を変え、次の瞬間地面の上で泡を吹いておりました。
せっかく大きいのを買ったのに。。。
すぐに拾い上げて残りをすすりましたが、地面に大量に流れた飲料の跡も、私の心の悲しみも、しばらく消えることはありませんでした。
by epole | 2004-07-28 09:02 | 自販機による販売戦略


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