「会社観光」の自動販売機 その2
高校のサッカー部時代、練習場脇の売店にチェリオが置いてあって、きびしい練習後に仲間たちと一気飲みをしたときの味が忘れられない。ファンタよりもひと回り大きくて、そのガラスびんの下半分は五本の指が食い込みやすいように、凹凸の形状になっていたのだ。最近あの独特のチェリオびんとはとんとごぶさたしている。はたして健在なのであろうか。(中略)
チェリオが発売されたのは昭和39年ごろ。あの凹凸のガラスびんは、業界では”296”と呼ばれ、自衛隊の寮内に専用自販機が結構入っているという。(中略)
296グニョグニョびんは隊員の間で人気を博し、新しいボトルに変えようとしたときにクレームがきたほどだという。

私が読んでいるこの本は「会社観光 44 自衛隊員はチェリオがおスキ」(泉麻人著1995.9)

この文章は、週刊朝日に1993年から1994年まで連載されていたもの。当時は自衛隊にチェリオのびんの自動販売機が入っていたのだな。現在はどうだろうか。
わたくしも1990年ころ東京都文京区に住んでいて、よく出かけた目白台図書館の横の商店に、びんのチェリオの自動販売機があったことをしっかり覚えているのだ。
296mlの大きめのびんは、こどもには少し大きめでうれしくて、大人には、手袋を着けていても持ちやすいんだな。その辺が自衛隊員の人気のもとなのだろう。
[PR]
by epole | 2008-09-26 06:12 | 小説にみる自販機


<< 顔識別年齢認証装置付き自動販売... 「会社観光」の自動販売機 その1 >>