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ブログに自動販売機
私の知る限り、セカンドライフのいくつかの都市では、自動販売機の形をした自動販売機が置かれて、それぞれ飲料やら自動車やらを販売しているのですが、そこでの自動販売機は自動販売機の形をしている必要はなく、商品が並んでいるだけでもまったく同じ、無人販売・購入をすることができるのであります。
実際、「Vending machines」と書かれたコーナーでも、商品のポスターのような見本が並んでいるだけで、それをクリックするだけで商品を購入することができる、そんなコーナーを設けているところもあります。
そもそもセカンドライフで買い物をする場合、自動販売以外の購入方法はいまのところないのではないかと思っています。

さて、セカンドライフのような仮想空間の場合、すべての買い物は自動販売だと納得するのですが、HP上などで商品を販売する場合、それがどんなに自動販売機然とした形状をしていても、それは形が自動販売機に似せているだけで、実際はバナーのリンクを利用したネット販売ではないか。それを自動販売機と呼ぶのはいかがなものかと感じているところです。
結局はその後人の手を介して注文確認、発送されるわけで、その場で商品が手に入るわけではありません。
そう考えると、自動販売機の定義には、「その場で商品が手に入る」という項目を入れなければいけないのかもしれません。

そんななかで、exciteのITニュースが、「ブログに自分だけの自動販売機を設置できる、食品ドロップシッピングサービス『食庫』 」というのを紹介していました。

これは記事だけだとよくわからないのですが、ブログを利用したアファリエイトの一種なのですが、従来と異なり販売品目と販売価格がブログ設置者自身が決められることと、そのバナーが自動販売機の外見を持っていることで、多分提供される自動販売機型のバナー広告のディスプレイ部には、販売される商品がはめ込まれるのではないかな。

前述したように、これは見た目が自動販売機だけれど、見た目がそうなだけで、実はネット販売の一形態に過ぎない。でも、ちょっと心惹かれるのであります。
それで、設置してみようと仮登録まで行きました。うまくいけばまもなくこのブログのどこかに自動販売機のようなバナーが貼られることでしょう。
心配なのは、エキサイトブログの制約が多いことで、このような記事を紹介しておいて、実は自らのユーザーが使えない、そんなことがありそうなのだな。

エキサイトITニュース 「ブログに自分だけの自動販売機を設置できる、食品ドロップシッピングサービス『食庫』」 (2008.6.5)
by epole | 2008-06-07 17:23 | セカンドライフの自動販売機


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