太秦の「仏像・お守り・おみくじ自動販売機」を現地確認
a0003909_6581750.jpg長野の善光寺さんには境内にお守りの自動販売機があり、お参りするたびにその美しさに感じ入っているのですが、5月7日付けのExcite エキサイトニュース「京都・太秦で仏像の自動販売機を発見」という記事をうけ、現地に確認しにいってきました。

西院駅から京福電鉄に乗り太秦へ。ちんちん電車のイメージが強い京福電鉄ですが、路面電車となるのはこの区間のみ。町並みと車両をかきわけながら、電車は碁盤目のような京都の街を斜めに進んでいきます。

運賃220円を運転手さんに支払って太秦広隆寺の駅で降りますと、目の前に自動販売機。京福電鉄の駅の多くには飲料自動販売機が設置されているのですが、これは少し違う。実はこれが目指す自動販売機でありました。駅の近くとは聞いていましたが、まさか駅の目の前も前。徒歩1秒弱にあるとは思ってもいませんでした。

a0003909_6585120.jpg駅には「自然・健康食品 エコ雑貨 スキンケア 備長炭 竹炭 京都太秦自然村」との看板が掲げられた店舗が隣接し、自動販売機はその店舗の両側に位置しています。また、左側の自動販売機の上のほうには 「やまぶき共同作業所」の看板が出ています。

両自動販売機ともたばこの自動販売機を改造したもののようで、右側の自動販売機には丈夫に「CIGARETTES」の文字が消されずに残っている。

いずれも「本家/根元 仏像・お守り・おみくじ自動販売機」とのラベルが貼られ、500円から1000円の商品が、左側では40品目、右側では30品目販売されている。
商品をひとつひとつ確認すると、ミニチュアの仏像様と数珠が中心商品で、特にお守りやおみくじというものは見受けられない(左側。右側の自動販売機の右下でおみくじは販売していました。)のだが、「お守り」は購入者が「これはお守りだ」と思えばよいのだろうし、考えてみれば仏像も同様。それを仏像と思う人もいればそうは思わない人もいるのだろう。おみくじについては、ここで商品を買った人が「ありがたい」と思えば大吉なのだろうとの解釈もある。
a0003909_6591458.jpga0003909_6593878.jpg
左側の自動販売機には、細かい字でこの自動販売機の縁起が書かれておりました。いわく、
『この自動販売機の歴史は古く、遠く前世紀に遡ります。太古の時代、店主は駅の中の民家を譲り受け、電車を窓から眺めては、にやにやとしておりました。その民家には、朽ちたたばこの販売機があり、たばこを売ろうかとも考えましたが、たばこは体に悪いので、売らないことにしたのです。そこで、何を売ろうかと思案した結果、「衆生に幸福をもたらす縁起」を近代的な自動装置にて提供することにいたしました。この縁を尊ぶ御方は、遠く太古の太秦の歴史に感慨を深くされることでしょう。店主拝復』

前世紀とか太古とかはまったくあてになりませんが、そのほかの多くの部分には共感できるのだな。
ちなみにこの自動販売機は縁起にもあるようにもともとたばこの自動販売機なのだが購入に当たってタスポは必要とされていないのだな。
[PR]
by epole | 2008-06-06 06:59 | 自販機いろいろ


<< タスポのある風景 「タスポ自販機にタスポぶらさげ... >>