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焼肉のタレの自動販売機
焼肉のタレの自動販売機_a0003909_7194625.jpg兵庫県神戸市長田区には「焼肉のタレ」の自動販売機があるということで、探してみたのであります。

自動販売機があるのは「平沼商店」という肉屋さんの店先で、土曜日の早朝からお店は開いていて、ショーケースの向こうの店内では、お店の人が解体作業を行っています。

自動販売機は普通の飲料自動販売機と変わらず、焼肉のタレと赤く書かれたそれに、黒いタレが10×2段に置かれています。これらは離れてみるとすべて同じで全体が真っ黒の印象なのですが、実は3種の商品で構成されていまして、「普通たれ」が上の段全部を占め630円、「あまくちたれ」が下の段の左側半分5個で630円、「からくちたれ」が下の段の右側5個で660円。「からくちたれ」は少し高いのだな。

これらは店では売っていないのかと覗き込みますと、「焼肉のタレ大990円 小630円」と書かれた紙がショーケースの上に置いてある。作業中のお店の方に邪魔をしてはいけないと思いながらおずおずと自動販売機の商品と同じものかと声をかけますと、「あたりまえじゃ。信用問題じゃろ!」とのお答え。さらに店頭で売るのは普通タレだけか聞きますと、「そうです。」との返答。どうやら「あまくちたれ」「からくちたれ」は自動販売機でしか手に入らないようです。

焼肉のタレの自動販売機_a0003909_7211493.jpgところで、出てくる商品は、ペットボトルに焼肉のたれが入ったもので、キャップの赤が、醤油の容器の流用を推測させます。
ラベルには品名と原材料名と加工日、値段そして製造者たる平沼商店の名称と所在地、電話番号が書かれています。
加工日の表示は、妙に消費期限やら賞味期限やらを書かれるよりいい感じ。ただ、正味量(内容量)の表示がないのはどうなのだろうか。

ちなみに自動販売機では冷蔵されて冷たい状態で出てくる。「開栓後は冷蔵庫に保存してください。」とあるから、開栓までは常温保存でも大丈夫かな。

さて、神戸市には三宮の東急ハンズに「かばんの自動販売機」があると聞いて行ったのですが、缶に入ったかばんの自動販売機が昨年まではあったが今はないとインフォメーションのお姉さん。それは残念なのだな。
by epole | 2008-06-01 07:21 | 自販機いろいろ


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