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自動販売機商品の表示
5月28日付けの中国新聞では、広島県福山市のJR福塩線神辺駅の自動販売機で、賞味期限切れの紙パック飲料が売られていた旨を伝えています。

賞味期限切れに気づいた抗議電話をうけ、ジェイアールサービスネット岡山が確認したところ、同自動販売機内には賞味期限切れの商品が2本残り、19本が賞味期限後に売られた可能性があることが分かったとのこと。

今回は飲料の賞味期限が問題となりましたが、自動販売機での販売では、食品表示が不十分である旨の指摘が従来からされています。
店で手にとって飲料を購入する場合、われわれ消費者は消費・賞味期限はもとより、内容量、原材料、成分を確認することができるのですが、自動販売機では多くの場合商品の名前を書いたラベルの前面のみがこちらを向いており、成分表示などは見えません。(だいたいは、もともと商品名が見える商品前面のダミーが、見本として展示されています。)
これでは、消費者に必要な情報を与えていることにはならないのだな。

それで何が問題かというと、消費・賞味期限切れの確認はもとより、食品アレルギーを持つ場合などは、成分表示の有無は生命問題として大きくかかわってくるのだな。その他糖分摂取制限がある場合などなど。
最近では、食品にカロリー表示をすることがはやっているらしい。消費・賞味期限の表示は困難だと思うが、自動販売機では、そのようなことをきちんと表示をすることが、安全性を高め、消費者の信頼を得るのではないかな。

その点、たばこの自動販売機では、きちんと喫煙が自らもしくは周囲の人の生命を危うくするという表示が小さい字ながらもきちんとされるようになっている。それは大事なことなのだな。

中国新聞 『自販機から賞味期限切れ飲料』 (2008.5.28)
by epole | 2008-05-30 05:21 | 自販機の空間


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