1月28日付けで長野市と飲料ベンダーが災害時の飲料水供給について協定を締結した件について、長野市役所に行ってお話を聞いてきました。
長野市が協定を締結した相手先は2者。
北陸コカ・コーラボトリング㈱東北信支社と信越ペプシコーラ㈱。
両者の自動販売機は、コカ・コーラの自動販売機は第一庁舎ロビー(屋内)に、ペプシコーラの自動販売機は第二庁舎二回渡り廊下入口(屋内)と給食センター(屋外)にいずれも新設されたとのことです。また、ペプシコーラとは、設置する自動販売機量に応じて長野市の指定する場所に一定量の飲料を保存管理する協定を結んだとのことです。長野市ではこの協定により、特に中山間地への飲料備蓄を進めたいと考えているとのことで、これはいままで聞いたことのない、社会貢献活動なのだなぁ。
ところで、地方自治体が自動販売機を設置するにあたって気をつけなければならないのは
地方自治法第238条の4(行政財産の管理及び処分)。災害対応機の場合もけっこう気を使う部分で、誰に対して許可されているかが問題となることがあります。いずれにせよ適正な設置をお願いしたいものです。
写真は第二庁舎二階入口に置かれたペプシコーラの災害対応型自動販売機。右上のボタンを押しこむことによりフリーベンド状態となります。
突然の取材依頼でしたが、長野市役所の担当職員様には親切に対応をいただきました。大変感謝しています。