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全国初のミニ場外馬券売り場
12月19日付けでサカエ経済新聞が伝えるところによりますと、名古屋競馬を運営する愛知県競馬組合は12月18日、全国で初めて小規模の場外馬券売り場の設置を緩和する政府の構造改革特区を利用し、大須に自動発売機2台と払戻機1台を設置したミニ場外馬券売り場「サンアール大須」(名古屋市中区大須3)を開設したとのことです。

小規模の場外馬券売り場の設置を緩和する政府の構造改革特区は、第7次提案募集関係(平成17年 6月 1日~ 6月30日)で愛知県から提案されたものでした。

従来場外馬券売り場の設置に当たっては、農林水産省通達により、規模の大小にかかわらず「地域社会との調整が十分に行われて」いるとの要件の充足の証明が要件とされており、見込まれる収益に比して、時間と労力が多大であることがネックだったところですが、今回の特区による緩和措置により、地方公共団体が施設基準への適合性等について書面により認められた場合、「競馬法施行規則第59条に基づく場外設備の位置、構造及び設備の基準を満たしたものとみなす。」とされたもの。

この特区による緩和措置がどの程度の効果があったかは不明ですが、ギャンブル施設の設置は、よっぽどよく調整をしていただきたいものです。

地図を見てみると、馬券売り場は万松寺ビルという建物の2階の一角にあり、同フロアーにはデニーズとゲーセンと自動販売機コーナー、そして男女トイレがあります。
場外馬券場はいいとして、わたくしとしてはこちらに設置された自動販売機がどのようなものかのほうが気になるところです。馬形だったり、馬が「ひひ~ん」とお礼を言ったり、蹄鉄や馬油を売ったりはしないだろうか。
ちなみに消費者金融による貸金機は、業界の自主規制で設置はできないようだ。(便利だが破滅への一本道なんだな。)
by epole | 2007-12-23 09:22 | 自販機の空間


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