12月19日付けのasahi.comが「本の自動販売機、キオスクで人気 首都圏JR5駅」と題して、キオスク(JR東日本リテールネット)の展開する、本の自動販売機サービスについて記事としています。
販売されているのは文庫本で、1台当たり16冊という品揃え。設置駅は池袋、恵比寿、田端、中野、西日暮里の各JR駅。
この程度の品ぞろえなら売上はさほどでもなかろうと思いきや、たとえば恵比寿では月に450冊、約20万円を売り上げるそうです。
本の自動販売機といえば、思いつくのは成人向け自動販売機。そういえばそもそもの成人向け自動販売機の起源は一般雑誌の自動販売機で、雑誌の発行日の折り合いがつかなくて、徐々に成人向け自動販売機へと進化していったらしい。この文庫本の自動販売機は、どちらに進化していくのだろうか。
いずれにしても、この自動販売機も、販売される文庫本も、「東京都青少年の健全な育成に関する条例」による一定の検閲がされているのだろうなぁ。