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復刻堂 三ツ矢サイダー
復刻堂 三ツ矢サイダー_a0003909_823325.jpgいつも利用する安曇野市豊科図書館前のダイドーの自動販売機に新たな商品が加わりました。
それは・・・『復刻堂 三ツ矢サイダー』
これは、夏に向けて、復刻ダイドーが品揃えを充実したか。色は懐かしい銀緑。でも、ちょっと待って。
『三ツ矢サイダー』はダイドーの製品であったか。

確かめてみると、『三ツ矢サイダー』はアサヒ飲料の商品なのであります。そういえばテレビCMでも、ポッキーダンスでお茶の間の人気を博した新垣結衣さんが校舎から校庭を見下ろす宣伝をしているではないですか。アサヒ飲料も独自に自動販売機を展開している。なのに何故ダイドーなのかであります。

5月9日付けでアサヒ飲料とダイドードリンコがプレスリリースしていました。
アサヒ飲料のロングセラー『三ツ矢サイダー』とダイドードリンコの“復刻堂”シリーズとがコラボレーションし、『復刻堂 三ツ矢サイダー』として5月14日(月)より、全国のダイドードリンコの自動販売機で販売することとなったようです。

『三ツ矢サイダー』は、1884年(明治17年)に発売開始。今年でなんと123周年を迎えるブランドだそうです。ダイドーの創業が1975年だから、それより90年以上も古くからあるブランド。ダイドーの『復刻堂』としては是非ともほしいブランドであります。
また、アサヒ飲料も自動販売機を展開しているといっても、最近のダイドーの自動販売機の展開は競合他社とはいえ大変に魅力的な販売チャンネルであります。
ここに両者のコラボレーションが実現したのであります。

アサヒ飲料では「三ツ矢サイダー」「レモンを搾った三ツ矢サイダー」「三ツ矢ゴールデンデリシャス」「三ツ矢 信州高原ぶどう」「三ツ矢白いサイダー」「三ツ矢すっきり紀州梅」といった商品ラインナップがあって、私はネーミングから「三ツ矢 信州高原ぶどう」を贔屓にしたい(原材料は「果糖ぶどう糖液糖、ぶどう果汁、酸味料、香料、カラメル色素、アントシアニン色素」)ところですが、『復刻堂 三ツ矢サイダー』はどんな味なのだろう。普通の「三ツ矢サイダー」とは違うのだろうか。

『三ツ矢サイダー』が復刻されるのなら、林寛子さんの「おいしさも、り・ぼ・ん」というCMが懐かしい1909年(明治42年)に発売開始の『リボンシトロン』も復刻したらどうかと思ったら、こちらは一足先に2005年5月からサッポロ飲料とのコラボレーションで『復刻堂 リボンシトロン』が発売されていました。なるほど。
それで、豊科図書館の前のダイドーの自動販売機はどうかというと、『復刻堂 リボンシトロン』はなく、『復刻堂 三ツ矢サイダー』が2ボタンを占めている。『復刻堂 リボンシトロン』はどうしたのだ!

そう思いながら眺めると、『復刻堂 三ツ矢サイダー』は2ボタンとも売り切れている。
by epole | 2007-05-19 08:03 | 自販機による販売戦略


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