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牛乳の自働販売機はどこへ
牛乳の自動販売機は、わたくしが学生時代は牛乳販売店や食料品小売店の店先にけっこうあって、一リットルの紙パックが230円で、大学の帰りによく買っていたものでした。それがいつの間にか消えていき、お風呂屋さん等にはビンや小さな紙パックのものはあるものの、500ミリリットルや1リットルの大きめの牛乳自動販売機は最近ではとんと見かけなくなりました。
昔牛乳自動販売機を置いていたという店主さんにお話を聞いてみると、スーパーマーケットで牛乳が安く売られるようになったことと、商店の開店時間が長くなったことから売れなくなり、一般の清涼飲料水自動販売機に交換をしたとのことでした。
自動販売機をめぐる環境は日々変化している。

さて、エキサイト世界びっくりニュースがロイター発「スーパーで手前の牛乳を買ってはいけないわけ」として伝えるところによりますと、「牛乳の栄養的価値にはほとんど影響がなくバクテリアとも無関係だけれども、乳製品売り場の明るい照明により酸化臭が発生し、12時間たつとはっきり匂ってくる」ということです。そういえば普通に見ていても、あの照明は食料品に影響があるような気がしていました。昔から「冷暗所に保管」が基本なのであります。

冷暗所?として第一に頭に浮かぶのは通常は冷蔵庫なのでしょうが、私には真っ先に自動販売機が浮かぶのであります。以前みたいに自動販売機で牛乳が販売されるようになれば、酸化臭のしないおいしい牛乳をいつでもいただけるではないですか!
販売価格ですが、最近の「おいしい牛乳」などは、スーパーでも結構高い値段で売っており、この手の商品であれば価格面でも対抗できそうです。問題は、牛乳の自動販売機自体が現存するかどうかなのだな。

牛乳といえば、以前「賢い消費者はスーパーで手前に並んでいる古い牛乳を買う」などというキャンペーンが張られ、あたかもそれが美徳であるかのように宣伝されたことがありましたが、なんだい。結局販売者の管理の悪さで酸化臭がひどくなる前に消費者に売りつけようとしただけではないかなんて思いましたよ。
by epole | 2007-05-11 06:27 | 自販機による販売戦略


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