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無人コンビニ
無人コンビニとは、どうやら食料品や日用品など、コンビニエンスストアのような販売品目をもつ自動販売機群のことをいうらしい。それならば食料品・雑貨自動販売機群とでもいえそうなものだが、無人コンビニとしたほうが分かりやすいのは確か。

毎日新聞が5月9日付けで伝えるところによりますと、コンビニのam/pmは、2006年末現在で約170箇所で展開している「無人コンビニ」を、年内に350箇所以上に拡大する計画であるとのことです。
3台程度並べられた自動販売機では、弁当などの食料品から、ストッキングなどの日用品まで約40種類が入っているそうで、都心の再開発ブームで利用拡大が見込めるオフィスへの設置を進めるとのこと。

ひとのはたらく場所とはどのようなところだろうか。わたしたちのもつ時間のなかで、「仕事」のみが切り離されている。住む場所からはなれたそこでは外界との接触は無く、食事でさえ機械から配給されるのだ。

住まいと仕事場が近接し、昼休みには家に帰って食事などをしてくる欧州の都市の生活、仕事が終わると家に一旦帰って湯屋にゆくような江戸時代の生活からは、想像が出来ない。
日本の人々の生活が豊かさとは逆にすすんでいることをみる好例。
by epole | 2007-05-09 06:26 | 自販機ニューズ


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