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安曇野・松本平サイン整備計画
屋外広告物規制誘導(案)

<基本方針>
(1)自然地域では、北アルプスへの眺望とスカイラインの保全、また田園景観の広がりに配慮した位置、規模、意匠とする。
(2)集落地では、伝統的な様式や素材等に配慮し、郷土景観との調和を図った意匠とする。
(3)市街地周辺では、自然、歴史的な景観に配慮しつつ、わかりやすく沿道等の都市景観に調査した位置、規模、意匠とする。

1 共通基準

ア 位置
  北アルプスへの眺望が開けた場所では、山並みの稜線を遮らないような位置とすること。
  また、田園風景が開けた場所では、道路からできる限り後退し、これら風景への眺望を遮らないような位置とすること。特に道路沿いに屋敷林がある場合には、これを遮らない位置とすること。
イ 規模
  山並みの稜線をきらない規模とすること。また沿道の町並みの建築物の高さを超えない規模とすること。
ウ  形態・意匠
   北アルプスの山並み等の自然景観、広がりのある田園風景また道路沿いの集落景観に調和するよう、シンプルで飽きの来ない形態、意匠とすること。
エ 素材
  耐久性、耐食性にすぐれ、退色剥離等の生じにくい素材とし、できる限り木材や石材等の自然素材を用いること。また、反射性の高い素材は使用しないこと。
オ 色彩
  原色や蛍光灯等けばけばしい色彩とせず、できる限り彩度の低い落ち着いた色彩とすること。
 できる限り多色を使用することは避け、やむを得ず多色を使用する場合には色彩相互のバランスに配慮すること。
カ 照明
  ネオンサイン、電光掲示板、回転灯は設置しないようにすること。また、できる限り内照式は避け、外照式とすること。
  光源は、色温度が低く、演色製の高い温かみの感じる色のランプを使用すること。
キ その他
  動きのあるものは設置しないようにすること。
ク 維持、管理
  定期点検を行うことにより安全上、美観上の注意を怠らないこと。また、材料の劣化、塗料の剥離、退色等が生じた場合には、速やかに修理を行うこと。
by epole | 2006-06-23 06:22 | 景観と自販機


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