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書籍自動販売機
日本には「成人向け自動販売機」という自動販売機の分野があって、全国的な条例による規制に対応するためカメラ等による遠隔監視装置をつけるなどして「これは自動販売機ではない」などと主張するなど、実にくだらない(当事者にとってはとても切実な)いたちごっこを繰り広げているところですが、どうやら「書籍の自動販売機」というのはなかったようなのです。

3月2日付けで朝鮮日報が伝えるところによりますと、韓国の出版コンサルタント会社「キム&チョン」は1日、「世界初の書籍自動販売機を100%国内の技術で開発し、5月までに病院・バスターミナルなど200カ所に設置する計画だ」と発表したそうです。

記事によりますと、「書籍自販機」は現在フランスのある出版社が4つの駅に設置し自社のお薦め本を販売しているが、商業用書籍を自販機で販売するのは世界で初めてと「キム&チョン」が主張しているとのこと。この自販機には詩集の大きさの単行本24冊が陳列されていて、本は定価2000ウォン(64 ページ)、3000ウォン(96ページ)の2種類で、500冊まで入るそうです。

面白いのが「立ち見機能」で、20秒~1分間タイマーが作動して本の中身を見ることができるそうです。
世界にはいろんなことを思いつく人がいるものです。でも、怪しい内容の本だったら、見たい反面、公衆の面前で立ち見をするには勇気が要りそうです。
そうそう。現金はもちろん交通カードやクレジットカードなど、全てのカードで支払いが可能だそうです。
by epole | 2006-03-15 05:44 | これからの自販機


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