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兵庫県、神戸市と近畿コカ・コーラが災害協定締結
大阪府・大阪市、京都府・京都市に続いていよいよ・・・

兵庫県、神戸市及び近畿コカ・コーラボトリング(株)は、災害時における飲料の提供・調達に関する協定を3月9日付けで締結する旨発表しました。

協定の内容は次のとおりです。
1 飲料の無償提供
(1)物流拠点※1に近畿コカ・コーラボトリング(株)が保有する在庫飲料※2
(2)災害対応自動販売機※3の在庫飲料(設置場所等は今後検討)
2 飲料の有償提供(上記1の無償提供分を除く) 
※1
神戸市と近畿コカ・コーラボトリング(株)との協定:長田物流拠点(長田区東尻池)
兵庫県と近畿コカ・コーラボトリング(株)との協定:立花物流拠点(尼崎市水堂町)、明石物流拠点(明石市大久保町)、及び和田山物流拠点(朝来市和田山)の計3拠点
※2
神戸市:約12,000ケース(約288,000本)
兵庫県:約63,000ケース(約1,512,000本)
※3
災害対応自動販売機:LEDメッセージボードにより、災害情報を提供するとともに、災害発生時に在庫商品を無償で提供することが可能。

近畿コカ・コーラボトリング(株)は、阪神・淡路大震災において兵庫県内の支店などの在庫を無償提供した実績があり、今回の協定は満を持しての感があります。
自治体には企業や市民の一方的な善意のみに頼るだけでなく、自ら県民を守るための方策を積極的にとっていただきたいのであります。
私の地元の長野県でも、複数の自動販売機管理会社が同様の協定により社会貢献したい旨の意向を持っていて、提案も行っていることを私は存じております。
この企業の姿勢に長野県は応えるのだろうか。それとも。。。

兵庫県の報道発表資料
神戸市の報道発表資料
近畿コカ・コーラボトリング(株)のニュースリリース

【速報】
3月10日付けカナロコローカルニュースによりますと、箱根登山鉄道が、災害対応型自動販売機を登山電車の箱根湯本、強羅両駅と、ケーブルカーの早雲山駅に導入したとのことです。
by epole | 2006-03-11 09:20 | 災害対応自動販売機


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