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「もったいない」でエコ作戦展開
京都新聞電子版が2月17日付けで伝えるところによりますと、滋賀県では「もったいない」をキーワードに、「ささやかだが環境に配慮した取り組み」を展開するとのことであります。

具体的には、
① 宿泊施設に髭剃りなどの使い捨て商品を置かないように求めるとともに、使い捨て商品を持参しないお客様に特別なサービスの提供を検討してもらうこと。
② 滋賀県庁内にある紙コップ式自販機5台を、自分のコップで買えるようにするとともに、コップを持参した場合、値引きしてもらえるように販売会社と交渉する。
③ 紙パック入りの牛乳は再利用できる瓶入りに切り替える。
④ 小売店が新たにプラスチック製の植木鉢や白色トレー以外の食品容器等の回収を開始した場合、県HP等で公表する。
との取り組みが行われるとのこと。

大阪府・大阪市、京都府・京都市の災害対応型自動販売機導入といい、今回の滋賀県の「マイカップ型自販機」設置の取り組みといい、このところ関西圏の自治体の積極的な取り組みが目立ちます。

自治体でのマイカップ自販機や災害対応型自動販売機の導入は、自治体の負担がまったくなく行うことのできるサービスであります。
それゆえ、もっと多くの自治体で導入の動きがあってしかるべきだと思うのであります。それを阻害しているのは、従来の慣習を踏襲しようとする担当者のやる気のなさか。はてまた自販機の設置許可だけを受け、あとは業者に丸投げをし、中間で利益を搾取する職員福利厚生団体の存在でしょうか。

滋賀県では「ささやか」だと謙遜するけれど、私はそうは思わない。大きな一歩だと思うのだな。
by epole | 2006-02-21 05:58 | 役所の自動販売機


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