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地域通貨
「地域通貨」とは、その地域限定で使用できる通貨であります。

日本には「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」という法律があって、通貨の額面価格の単位や貨幣の製造・発行、貨幣の種類などについて定めているのであります。
この法律の第2条には「通貨の額面価格の単位は円とし、その額面価格は一円の整数倍とする。」と定められ、日本では「円」が法定通貨とされ、全国で流通しているわけですが、これに対して「地域通貨」とは、限られた地域で発行される「通貨」で、その使途、効力、使用期限などはそれぞれの地域で独自に定めているものであります。

長野県では28の地域通貨が使用されているようです。
自動販売機が「円」という全国共通で使用される通貨・貨幣を前提に作られているのに対し、地域マネーは地域限定で人と人との関係のみにおいて使用可能であります。

この対極は面白いし、地域経済を支えていくヒントとなるものかもしれません。
by epole | 2005-11-28 06:40 | 自販機にないもの


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