シャッターを閉ざした店先にたばこの自動販売機が誰にでも無差別にたばこの販売を行っている風景は相変わらずなのでありますが、今日のそこには今まで見かけぬ自動販売機が新たに置かれていました。
それは、「マールボロ」の自動販売機であります。
他のたばこ自動販売機と違うのは、まずそのディスプレイであります。自販機の正面の商品展示部がおおきく7つに区画され、うち商品見本が陳列されているのは1区画だけで、残りの6区画は画像で商品たるたばこが表示されているのであります。これは、最近のコカ・コーラ社の一部自販機に通じるものであります。
あまり詳しくないのですが、マールボロは今年の4月にJTでの販売が終了し、フィリップモリス社が合衆国から輸入販売を直接手がけることとなったのですね。日本での販売は、まず自販機部門から。同社の意気込みが伝わる自販機ともいえそうです。
それにしても、未成年への販売の野放し状態が続くたばこ自販機なのであります。次の自販機は年齢識別装置がついているようにしたいものです。