メーカーの思惑
a0003909_20587.jpg自動販売機の、メーカー系列の管理会社による一元的管理が進むのには、単に設置者が不労所得を望むという以外にも理由があります。
まず自分で自販機を管理しますと、商品補給や金銭管理はもちろん、空き缶などの適正処分の責任が生ずることです。
商品補給や金銭管理は従来から小売店が通常実施してきたことですが、空き缶処分などとなると、なかなか小売店でも対応に苦慮しているようです。
管理会社はこれらを的確に適正に行う能力に長けています。
また、以前に比べてメーカーが販売する新製品のサイクルが早くなってきており、小売店で商品入れ替えするのでは、このサイクルに追いつかない事情があります。
テレビでは連日、新しい飲料の宣伝、キャンペーンの宣伝がされ、各自販機では速やかにその商品を導入し、キャンペーンに対応しなければなりません。
そのためには、メーカー系列の管理会社が全面的な管理権を持つことが、メーカーにとって必要となります。
自動販売機のHPを見てみますと、しきりに前者が強調されていますが、本音は後者。飲料メーカーが系列のすべての自販機を自分の戦略に基づいて運用しようというのが本当のところだと考えています。
管理受託によって、メーカーは実に大きなマーケットを手に入れることに成功したのです。
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by epole | 2004-02-18 09:02 | 総論


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