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C2完全に消える
C2完全に消える_a0003909_2248263.jpgつい先月までかろうじて残っていた『コカ・コーラ C2』は、いまや完全に目にすることがなくなりました。
思い起こせばC2が世界に先駆けて日本で先行発売されたのが昨年の6月7日。6月14日の時点では約9割のコカ・コーラ社自販機で販売され、7月4日にはなんと93%のコカ・コーラ社自販機で販売されていたのですが、サッカーの中田選手を起用するなど大掛かりな宣伝活動にもかかわらず、この3月31日には25%に落ち込み、それでも細々と販売を継続していたものです。
コカ・コーラ社からは、最近いくつかの製品が新発売となっていますが、一番影響が大きかったのは『コカ・コーラ レモン』でしょうか。かつて『C2』が座っていた指定席は、多くの自販機で『コカ・コーラ レモン』が座っているのであります。コカ・コーラ レモンはC2の後継商品ではなく、どうやら『ペプシツイスト』に対抗するため開発されたようですが、『ペプシツイスト』がレモン果汁が入っているのに対し、『コカ・コーラ レモン』は無果汁というのが可笑しいです。

『C2』の担った低カロリー戦略は、結局以前からあった『コカ・コーラ ライト』が担うこととなりました。ところで私としては、コカ・コーラの低カロリー商品としては『カナダドライ ジンジャエールライト』が、アスパルテームが入っていなくて好きなのですが、なかなか売っていないのは残念なことです。
by epole | 2005-07-10 22:34 | 自販機による販売戦略


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