人気ブログランキング | 話題のタグを見る
愛・地球博にふさわしい自販機とは
愛・地球博にふさわしい自販機とは_a0003909_043456.jpg1 省電力であること。
外から見たのではなかなか気づかないのですが、最近の自販機はその断熱構造の見直し、エコベンダー、照明の減光等により、数年前に比べ相当な省エネを実現してはいるのであります。愛・地球博ではこの技術をアピールすることはもちろん、更なる提案をすべきであります。
① ソーラー自販機・・・数年前、環境省研修所の裏庭に、ソーラーパネルのついた飲料自販機があったことを記憶しています。いま、その技術はどこに行ってしまったのだろう。
② 流水、蒸発熱利用による冷却・・・飲み物や西瓜を水で冷やして飲むのは、我々人類が古来より引き継ぐ智恵であります。この大自然の恵みと智恵を継承した自販機の提案はないか。

2 循環型社会に対応するものであること。
③ マイカップ自販機・・・富山大学生協では、持参した自分のカップで飲み物が買える『マイカップ自販機』を導入し、ごみの減量に努めています。地球博でも当然導入されるべきでした。カップは愛・地球博ロゴ入りのを近くで販売してもいいし、そうしたらよいお土産にもなります。それに、会場にいる間は2度3度使えるのも魅力であります。
④ ビン飲料自販機の復活・・・ビンは循環型容器包装として優等生なのであります。禁煙が基本の限られた会場で使用回収するのであれば、洗浄などの環境負荷も小さいと考えられます。最近コカ・コーラ社は、ビンのコークをまた売り出しましたしね。

3 『冷やしすぎ』について
暑い中、自販機でぎんぎんに冷やした飲料を飲むのは脳に対する快感であります。店舗と自販機が併設された場合、自販機を選ぶ理由の多くがこれではないかと思います。
でも、これって、地球のことを考えた場合、贅沢すぎないかな。地球にやさしい自販機を考える場合、冷却温度についての検証もすべきではないかなぁ。
会場では、『冷却中』の張り紙のされた自販機も数台見かけました。愛・地球博のように利用者が多い自販機の場合、エコベンダーはあまり効果を発揮しないものと思います。次々と商品を補給し冷却する必要があるからであります。これについて今回何か工夫はしているのでしょうか。

私は省エネルギーに対する自動販売機業界の取り組みを、どの業界よりも高く評価しています。それゆえに、愛・地球博の取り組みがもどかしいのであります。もっとアピールを!!!
by epole | 2005-06-09 23:49 | 愛・地球博と自動販売機


<< 三島由紀夫氏と自動販売機 愛・地球博の理念とペットボトル >>