人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ばななの自動販売機
ばななの自動販売機_a0003909_0134142.jpgばななの自動販売機は現在都内数カ所に設置されているようなのだが、わたくしが訪れたのはそのなかでも最も早く設置されたという渋谷駅3番出口地下(第一勧業ビル口地下2階)に置かれた自動販売機。

ばななの自動販売機_a0003909_0142539.jpgその上には「グルメタウン→」という表示があるが、ちかくに八百屋さんやフルーツパーラーがある訳ではない。ブックファースト入り口前のすこしだけひろい空間にせり出すように、太い柱に背中をつけて設置されている。
横後ろには地上にあがる階段。正面の壁には飲料自動販売機が、ばななの自動販売機とまっすぐ向かい合っておかれている。

ばななの自動販売機_a0003909_0144333.jpg商品はばななの1本売り(130円)と3本売り(390円)で、いずれも透明なビニール袋に包まれ、螺旋のはりがねに挟まれている。その商品を選択すると螺旋が回り、挟まれた商品を押し出す仕組みはパンを販売する自動販売機と同様の仕組みだ。最上段には500円で販売される他の商品もあるが、それが何かはよくわからない。

ばななの自動販売機_a0003909_015241.jpgばななの皮を入れるごみばこは本体向かって右側に2個置かれているが、私が中をのぞいたところ、皮等はみつからない。掃除したばかりか、あるいは滅多にここで食する客がいないということだろうか。
ばななを一本買ったお客が食べながら歩き、皮を通路に捨てたものを他の歩行者が踏んですべって転ぶなどしたら、この自動販売機は社会的に危険なものと認識されるのかもしれない。

ばななの自動販売機_a0003909_0155923.jpg足下は、転倒防止策がしっかりとられており、震度7程度では転倒等しない状況である。

ばななの自動販売機_a0003909_0152060.jpgそれにしても、この自動販売機を彩るフルーツの色彩はすばらしい。ちまたにあふれる自動販売機で、これほど美しいものに私は出会ったことがない。
ちなみに製造は、富士電機リテイルシステムズ。なかなかやるのである。でも、色彩はドールが担当したのかな。その美しい筐体は果汁飲料のパッケージのようだ。

この時期長野県の田舎にはリンゴを販売する自動販売機が出現するが、それはロッカータイプで装飾も地味である。その点、この自動販売機は、おもわず買いたくなるような動機付けがしっかり計画をされているものである。
by epole | 2010-11-24 00:12 | 自販機いろいろ


<< うみたてたまご野菜・くだもの直... 品川駅ホームの47型タッチパネ... >>